CData Software Japan(CData)は8月23日、クラウド・DB データのETL/ELTデータパイプラインツール「CData Sync」のアップデートを公開し、Googleアナリティクス4(GA4)に特化した使いやすいビュー、強化された管理機能、複製データのマスク処理などの機能を追加した。

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 CData Syncは、Salesforce、Dynamics 365、NetSuite、SAP、各種RDBなどのデータソースに接続し、企業が日々活用しているデータベース、データウェアハウス(DWH)へのノーコードでのデータ連携を実現する。270を超えるリアルタイムかつフルマネージドのデータコネクタを有しており、技術スタック全体にあらゆるデータ連携を提供することで、一貫性のあるビジネスプロセスを推進し、ビジネスイニシアティブを促進する。

 今回のアップデートでは、Acquisitions、Engagementなどの複数のビューを新たにGA4用に提供。ベースとなるGA4 APIを学ばなくても直観的にAcquisitionsやEngagementなどのビューを日付設定するだけで使える各種ビューで、これまでGA4への移行でレポーティングに困っている人も継続してウェブ分析が作成できる。同じように、Google広告向けにも使いやすいビューを多数追加している。

 また、CData Syncの管理機能をアップデートした。接続・ジョブ設定のクローンコピー)、接続・ジョブ設定のグルーピング、アクセス制御としてAdmin、Standard、Job Creator、Job Operatorの各ロールの設定ができるようになった。

 さらに、データのマスキング、空白トリミング、欠損値(NULL)の置き換えなどのデータ加工・クレンジング機能を追加した。個人情報のマスク処理などは、より幅広いデータ活用の推進にあたりニーズの高い機能となっている。

「CData Sync」の機能が強化