チェルシーの元イングランド代表FWカラムハドソン=オドイ(22)のフルアム行きは破談に終わったようだ。

昨季はレバークーゼンレンタルで加入しながら、シーズン後半はほぼ出場機会を得られずチェルシーに帰還したハドソン=オドイ。今夏に就任したマウリシオ・ポチェッティーノ新監督からは構想外の扱いを受けたこともあり、今夏の移籍が既定路線とされていた。

ハドソン=オドイには同じウェストロンドンのクラブであるフルアムが関心を示し、交渉に着手。しかし、イギリスフットボールインサイダー』によると、800万ポンド(約14億7000万円)程度の移籍金をめぐる交渉の結果、両クラブは合意に至らず破談に終わったとのことだ。

それでも、チェルシーハドソン=オドイをチームに戻すつもりはなく、ベルギー代表FWロメル・ルカクフランス人DFマラン・サールと共に、U-21チームでトレーニングするよう指示。移籍市場終盤となった現在も売却を諦めておらず、オファーを募る状況となっている。