洋画専門チャンネルザ・シネマAXN株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 大園天樹)が手掛ける、ミニシアターに特化した動画配信ストリーミングサービス【ザ・シネマメンバーズ】では、2022年9月に自ら尊厳死を選択した巨匠ジャン=リュック・ゴダール監督の没後1年となるタイミングに合わせ、エッセンシャルな7作品を特集配信いたします。

今月の「ザ・シネマメンバーズ」は、『勝手にしやがれ』で長編映画監督デビュー、

ヌーヴェル・ヴァーグを代表する映画監督として、2022年9月に自ら尊厳死を選ぶまで

世界の映画ファンを魅了する作品を産み出したジャン=リュック・ゴダールエッセンスを感じられる7作品を特集します。

演技も台詞も即興という、ゴダールの感性が光る長編デビュー作にして、ヌーヴェル・ヴァーグの代表作勝手にしやがれ

戦争を背景に男女のスパイの愛が翻弄されていく──

後にゴダールと結婚する女優アンナカリーナを初主演に迎えた長編第2作『小さな兵隊』

そして戦争の世界を“ごっこ”のように無邪気に描くことで、その裏にある真実を辛辣に突きつける、

反戦風刺を込めたコメディタッチの寓話『カラビニエ』

特撮を使わずに創造した暗黒の未来──鬼才ゴダールがモノクロ映像でクールに映し出すハードボイルドSFアルファヴィル

妻との関係にも苦悩する脚本家の姿に自らを投影する一方、

主演のブリジット・バルドーの美しい姿態を鮮やかに刻み込んだ傑作メロドラマ『軽蔑』

勝手にしやがれ』と並ぶヌーヴェル・ヴァーグの代表作で、意表を突いたショットを次々繰り出し、

ゴダールが才気を余すところなく発揮した集大成作『気狂いピエロ

オペラカルメン」をゴダール流に大胆にアレンジした、

愛と自由に生きる女性を描く直球ラブストーリーカルメンという名の女』の7作を配信。

■【エッセンシャル:ジャンリュック・ゴダール】

8月26日~ 『小さな兵隊』

9月2日~ 『勝手にしやがれ

9月9日~ 『カラビニエ』

9月16日~ 『アルファヴィル

9月23日~ 『気狂いピエロ

9月30日~ 『軽蔑(1963)』

10月1日~ 『カルメンという名の女』

ザ・シネマメンバーズを見るにはこちら: https://members.thecinema.jp/

《配信作品情報》

【エッセンシャル:ジャンリュック・ゴダール】

●『小さな兵隊』

8月26日~配信

戦争を背景に男女のスパイの愛が翻弄されていく──

鬼才ゴダールとアンナカリーナの初コンビ作

ジャンリュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』に次ぐ長編第2作。アルジェリア戦争を題材にしたためフランス国内で2年間公開禁止となった。後にゴダールと結婚する女優アンナカリーナの初主演作でもある。

●『勝手にしやがれ 

9月2日~配信

演技も台詞も即興!

巨匠ジャンリュック・ゴダールの感性が光る、ヌーヴェル・ヴァーグの代表作

1950年代末からフランスで起きた映画運動“ヌーヴェル・ヴァーグ”の評価を確立した、ジャンリュック・ゴダールの長編デビュー作。主役の若きカップルに漂う虚無感を、粋なライフスタイルを通じ鮮烈に描く。

●『カラビニエ』 

9月9日~配信

無邪気な兄弟が戦争を“ごっこ”のように謳歌する──

鬼才ゴダールが反戦風刺を込めたコメディタッチの寓話

前年に同名舞台劇を演出したロベルト・ロッセリーニによる戯曲を、ジャンリュック・ゴダール監督が映画に翻案。戦争の世界を“ごっこ”のように無邪気に描くことで、その裏にある真実を辛辣に突きつける。

●『アルファヴィル 

9月16日~配信

特撮を使わずに創造した暗黒の未来──

鬼才ゴダールがモノクロ映像でクールに映し出すハードボイルドSF

ジャンリュック・ゴダールがアメリカ的ハードボイルドをベースに描くディストピアSF。人工知能に支配された星雲都市を、特撮を使わず60年代パリの都市空間を背景に映し出す。ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。

●『気狂いピエロ 

9月23日~配信

ゴダールが到達したヌーヴェル・ヴァーグの頂点。

詩と色彩と刹那が奇跡的なまでに美しく溶け合う映像詩。

意表を突いたショットを次々繰り出し、ジャンリュック・ゴダールが才気を余すところなく発揮した集大成作。ゴダール作品の常連ジャン=ポール・ベルモンドが自由奔放な主人公に扮し、アナーキーな存在感を魅せる。

●『軽蔑(1963)』

9月30日~配信

何故、妻は夫を軽蔑したのか…。

ゴダールがブリジット・バルドーを迎え、カプリ島の絶景とともに描いた傑作

ジャンリュック・ゴダール監督が初期に手がけた傑作メロドラマ。芸術と商業の間に挟まれ、妻との関係にも苦悩する脚本家の姿に自らを投影する一方、ブリジット・バルドーの美しい姿態を鮮やかに刻み込んでいる。

●『カルメンという名の女』 

10月1日~配信

鬼才ゴダールが名作オペラカルメン」の原作を

現代のパリを舞台に描く刹那的なラブストーリー

著作権が切れたオペラカルメン」をジャンリュック・ゴダールが映画化。ストーリーを大胆にアレンジし、台詞の引用などゴダールらしい作品に仕上がっている。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞と技術功績賞を受賞。

『小さな兵隊』(C) 1960 STUDIOCANAL - Societe Nouvelle de Cinematographie - Tous Droits Reserves 『勝手にしやがれ 』(C) 1960 STUDIOCANAL - Societe Nouvelle de Cinematographie - Tous Droits Reseves  

『カラビニエ』(C) 1963 / STUDIOCANAL - TF1 DROITS AUDIOVISUELS - Tous droits reserves 『アルファヴィル』(C) 1965 STUDIOCANAL - Filmstudio 『気狂いピエロ』(C) 1962 STUDIOCANAL / SOCIETE NOUVELLE DE CINEMATOGRAPHIE / DINO DE LAURENTIS CINEMATOGRAPHICA, S.P.A. (ROME). ALL RIGHTS RESERVED. 『軽蔑(1963)』(C) 1963 STUDIOCANAL - Compagnia Cinematografica Champion S.P.A. - Tous Droits reserves 『カルメンという名の女』(C) 1983 STUDIOCANAL - France 2 Cinema

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ザ・シネマ メンバーズとは
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