株式会社マンダム(本社:大阪市、社長執行役員:西村健 以下マンダム)は、高校生における「部活ヘア」の存在に着目し、高校生がおしゃれと部活を両立して学校生活を楽しめるよう、部活生も先生もみんなが納得のいく髪型ルールへの第一歩となるべく「どう思う?部活ヘア」のアクションを開始します。自分らしさや自分たちの部活ルールを見直すコンテンツ提供やサポートを開始するとともに、自己表現を応援してほしい学校や部活と部活生を外見面でサポートする理美容室・理美容師の方々を募集します。

 世間では、今夏の高校野球において、坊主ではない学校の躍進が話題となりました。従来からある部活動における髪型ルールを時代と共に考えていく過渡期に入っているのかもしれません。  

 マンダムでは、「どう思う?部活ヘア」と題し、部活動における様々な髪型ルールに関するリアルな声を部活生や先生からヒアリングや実態調査で吸い上げ、結果の公開と共により多くの声を集める取り組みをしています。今回、「部活ヘア」をテーマに、高校生が抱える見た目やルールに関する「理不尽や納得できないもやもや」を取り除き自分らしさを表現する大切さを知るきっかけをつくること、更に高校生の自己表現をサポートするべく、「どう思う?部活ヘア」の3つのアクションを開始致します。

■ 「どう思う?部活ヘア」の3つのアクション

1.「“自分らしさを考える”インタビュー」

 自分らしさを体現しているプロスポーツ選手や部活ヘアを変えてきた顧問の先生方に、モチベーションやパフォーマンスの観点から考える自己表現についてのインタビューを実施し、特設サイト等で公開します。

2.「“自分らしさを表現する”サポート」

 部活ヘアを起点に自分らしさを考える本アクションと共通するビジョンを持った部活・学校や団体をマンダムの商品やサービスを通じて様々な形でサポートしていきます。大会への協賛等のサポートに加え、大事な舞台でベストなパフォーマンスが発揮出来るよう、運動部/文化部問わず希望された学校や部活に対し、理美容サポーターがモチベーションアップのためのヘアスタイルサポートを行う施策を実施します。自己表現を応援して欲しい学校や部活に加え、外見面から部活生をサポートする理美容室・理美容師も同時に募集します。

 

3.「“自分らしさに気付く”ワークショップ」

 「部活ヘア」をテーマに、高校生自身が自分らしさについて考えるきっかけとなるワークショップを開催します。

 時にはリアルで、時にはメディア等を通じて、様々な機会・方法で、これらのアクションを行っていくことで、主役である学生だけでなく大人も含めて自己表現について考えるきっかけ作りにしたいと考えます。

マンダム公式X(旧Twitter): https://twitter.com/mandom_corp

「どう思う?部活ヘア」特設サイト:https://www.mandom.co.jp/gallery/bukatsu-hair.html

■ 「どう思う?部活ヘア」“自分らしさを見つける”インタビュー

 部活ヘアの多様な現状を、プロスポーツ選手や、部活ヘアについて考え取り組んできた部活動を受け持つ先生たち、そして有識者によるインタビューを通して可視化する取り組みです。部活生本人だけでなく、部活ルールや部活の運営に関わる指導者や顧問の先生など周囲の大人にとっても、部活ヘアの存在に気づいたり、問題解決のヒントに繋がることを狙いとしています。インタビューではゲストが自分らしさと部活の関係性について話していきます。インタビューの内容は特設サイト内で公開予定です。

《インタビュー》第一弾は「青森山田高校 陸上部」

 全国高校駅伝大会において、7年連続28回目の出場を誇るスポーツの名門・青森山田高校の陸上部を取材。同校は、”部員は丸刈りで走る”という長年受け継がれてきたルールがありました。そんな象徴的なルールを撤廃し、髪型の自由化を推進した河本監督に、そこに至るまでの経緯や部員たちの変化について伺いました。

(一部抜粋)

「去年の結果を見ると、丸刈りの時代より記録は上がっています。実際のところ、ルールとして丸刈りを強制する方が楽なんです。指導しなくていいし、されなくていいんですから。それでも、同世代の指導者たちと情報交換する中では『髪型で走る訳じゃないからルールは関係ない』『早く走るためには、良い練習あるのみ』という考え方が主流になっています。」

「指導者が一方的に決めたルールに縛り付けられていた頃より、自分たちで考えて決めたからこそ守ろうという意識から、競技に対してより真摯に向き合うようになり、結果にもつながってきているのだと思います。」

■「どう思う?部活ヘア」 “自分らしさを表現する”サポート

 部活ヘアをきっかけに自分らしさを考える本アクションと、共通するビジョンを持った学校・部活や団体をマンダムが様々な形でサポートします。

1.大会協賛

 サポート活動の第一弾として、一般社団法人フィンガーズクロス協会が8月30日・31日に実施する「輝友杯MIYOSHI DIVISION 2023 」にて、選手が自分らしく試合に臨めるよう、またそうした姿が記憶にも記録にも残せるよう、ヘアスタイリングサービスを実施します。さらに、毎試合ごとに“らしさ”溢れるプレーで輝いた選手に「マンダム賞」としてマンダム商品を贈呈します。

2.自己表現を応援して欲しい部活、理美容サポーターの募集

 今後マンダムとして様々なサポートを実施する上で、 自己表現を楽しみながら部活をしたい、「勝負ヘア」で大会に挑みたいといった部活や学校を募集します。加えて、本アクションのビジョンに共感し、一緒に部活生の自己表現をサポートする取り組みをしてくださる理美容室・理美容師の方を募集します。取り組み内容は、部活動での大会等でのヘアスタイルの提案・サポートなどを想定しています。ご興味をお持ちの部活生や顧問の先生をはじめとした学校関係者の方々や理美容師の方々は、下記よりお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdj9rwCGY9QkshROHRhSkToQ7ooMKKys5kx1EunJfiSMPPe3w/viewform

■ 「どう思う?部活ヘア」“自分らしさに気付く”ワークショップ

 部活ヘアをテーマに、自分らしさについて考えるきっかけを作りだすワークショップです。現役高校生と先生を対象に部活ルールの存在を再認識することや、自分のやってみたかった髪型や自分らしさを表現していく楽しさ・大切さについて考えることを促していきます。学生にはこのワークショップを通して、自分らしさについて考える力をつけ、日々の自分たちの部活動に落とし込むルールを決めていきます。

《ワークショップ内容》予定

・部活ヘアの取り組み事例の紹介と意見交換

・やってみたい髪型やヘアスタイルを考える

・自分の理想の部活ヘアのスタイリング実践

・自分の「らしい」を考え、日々の部活動に落とし込むルールを話し合う


ご希望の学校・部活は前述のお問い合わせフォームから申し込みください。

※ワークショップイメージ 2023年7月実施 正則学園高校 生徒会の皆さんとのワークショップ風景


■有識者による「どう思う?部活ヘア」取り組みへのご意見


内田良(うちだりょう)先生

名古屋大学大学院 教育発達科学研究科 教授

校則問題や教員の過重労働問題、部活動の問題など、学校内のリスクについての事例やデータを収集し、隠れた実態を明らかにすべく研究を行っている。

また啓発活動として、教員研修等の場において直接情報提供を実施したり、様々なメディアで情報発信を行っている。

専門は教育社会学。博士(教育学)。ヤフーオーサーアワード2015受賞。消費者庁消費者安全調査委員会専門委員。

≪内田良先生コメント≫

 髪型は校則を始め学校におけるルールにおいて最も縛りが多く、最も根深く残っている事象です。その事象への議論の機会となるマンダムの取り組みはとても心強いと感じます。本来学校のルールとは学校の中におけるものであるべきですが、髪をルールで強制することは生徒にとっては私生活まで縛られることになってしまいます。そこが服装規定持ち物指定とは大きく異なる点です。

 さらに、マンダムの取り組みは「部活動における髪型ルール」にフォーカスしたのが、大変興味深いと考えています。部活動というのは、本来、「自主的」な活動であり、けっして「強制」されるべきものではありません。それにも関わらず、部活動におけるルールや部則でさまざまなことが「強制」されていることに対して、これまであまり議論がなされていなかったのが現状です。そのような中で、マンダムの取り組みは、世の中の議論を一歩進めてくれると感じています。

 部活動は生徒たちの自主性を重視し、それを通して成果や成長、充実感に繋げていくべきでしょう。自己表現の最たるものであり、学校外の時間にも大きく関わってくる髪型において、もし活動上のリスクや不便などがあるならば、それを伝えた上で生徒たち本人が考えて選べる形にすれば、よりよい部活動になっていくのではないかと私は考えています。


◼︎「どう思う?部活ヘア」アクションに込めた想い
BE ANYTHING, BE EVERYTHING.

(意味:なりたい自分に、全部なろう。)

マンダムの考える「自分らしい」とは、

・自分で決めること

・自由であること

・正解も間違いもないこと

・何度やり直してもいいこと

・他人の「らしい」を認めること

社会は、さまざまな価値観に満ちています。

一方で、高校生らしく、社会人らしく、男らしく、女らしくのような

見えない制約があるのも事実です。

誰かが決めた「らしい」ではなく、

自分だけの「らしい」を見つけることが

人生を豊かにすると私たちは信じています。

これからもマンダムは、

一人ひとりの「自分らしい」を応援していきます。

《「どう思う?部活ヘア」担当者からのコメント》

 私たちの商品を手に取っていただくお客様には、10代の学生さんも多くいらっしゃいます。

 私たちは、化粧品や整容には単に見た目を整えるだけではなく、気持ちや行動まで変えていくパワーがあること、そして自分らしさを自由に表現出来ることで人生はより豊かになると信じています。

 部活ヘアを起点に当たり前だと思っていることに疑問を持つことや、物事の本質、多様な選択肢、個性(らしさ)について共に考えることで、学生の皆さんが自ら考え行動出来る大人になるきっかけや、自己実現への第一歩に繋がれば幸いです。

  株式会社マンダム  

 広報部 萩原奈津子

配信元企業:株式会社マンダム

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