日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダが、アーセナルスコットランド代表DFキーラン・ティアニー(26)の獲得に迫っているという。スペイン『アス』が伝えた。

2019年8月にセルティックからアーセナルへと加入したティアニー。左サイドバックとしてチームの中で重要な役割を担い、キャプテンシーも買われていた。

しかし、2022-23シーズンにマンチェスター・シティからウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが加入したことで序列が低下。さらに、ミケル・アルテタ監督が推し進めるスタイルの中では、日本代表DF冨安健洋が左サイドバックの2番手となっていた。

ただ、ジンチェンコ、冨安共にシーズン中に離脱。その際に出場すれば、高いパフォーマンスを見せつけ、控えがメインだった中でプレミアリーグ27試合に出場していた。

そのティアニーにはニューカッスルが熱視線を向けており、移籍も確実かと思われたが、チェルシーのルイス・ホールを獲得。ティアニー獲得からは撤退。古巣であるセルティックも一時興味を示したがすぐに諦め、アルテタ監督もティアニーの能力を認めており、放出する気はないとしていた。

そんな中で浮上したのがソシエダへの移籍。クラブ間の交渉は進んでおり、買い取りオプション付きのレンタル移籍になるとされている。なお、買い取る場合は1500万ユーロ(約23億6000万円)になるとのことだ。

早ければ今週末にメディカルチェックを受けて、移籍が発表されるとのこと。スペインでのプレーに挑戦することになるだろうか。