三菱UFJ信託銀行株式会社(東京都千代田区、取締役社長:長島 巌)は、この度不動産マーケットリサーチレポートVol.228「収益性指標から見る東京オフィス市場 ~J-REIT保有の小型ビル健闘の背景~」を発行しました。

  • 小型ビルは、大・中型ビルに比べリニューアル効果が表れやすい

  • 築年数の経過した物件のリニューアル効果は限定的

  • 小型ビルは特に戦略的な運用計画が求められ、運用の巧拙が問われる

ビル規模別では、小型ビルの収益性(月・坪あたりの賃貸事業収入)が上昇

小型ビル健闘の背景の仮説

リニューアル費比率が高い物件ほど、収益性が上昇(小型ビル間の比較)

小型ビルは、大・中型ビルよりリニューアル効果が表れやすい(大型・中型・小型の比較)

小型ビルはリニューアル費比率が最小だが、収益性の上昇幅は最大

築年数の経過した物件のリニューアル効果は限定的

リニューアル費比率を平均以上にかけても、築古物件の収益性の上昇は限定的

以上より、小型ビルでも適切なリニューアルを施すことで物件の差異化に繋がり、中型ビル並みの収益を上げることは可能と言えるでしょう。型ビルと競合する可能性がある中型ビルにとっては、競争力を持った小型ビルが脅威になり得るとも言えます。

但し、築年数が経過した物件はリニューアルの効果が限定的である点には注意が必要です。

小型ビルの運用においては、特に戦略的な運用計画が求められ、巧拙が問われると言えるでしょう。

レポート全文はこちらからご覧ください。

https://www.tr.mufg.jp/houjin/fudousan/f_report/pdf/fr_2023082401.pdf?20230825092423

レポートのダイジェスト動画はこちらからご覧ください。

https://api01-platform.stream.co.jp/apiservice/plt3/NDYx%23MTM3Mg%3d%3d%23280%23168%230%2333E620D86400%23MDphOmY7MTA7MTA7MTA%3d%23#_ga=2.219992666.251230911.1692923068-798849643.1692923068

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