「TOKYOパラスポーツFORWARD」が8月24日、都内にて開催。スペシャルステージには、稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾が登壇し「2024年パリパラリンピック」について語る場面があった。スペシャルステージには、東京都小池百合子知事、車いすテニスの小田凱人選手、パラ陸上の佐藤友祈選手も出席。司会は、フリーアナウンサーの平井理央が務めた。

【写真】「雨あがりのステップ」を歌唱する稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾

■「2024年パリパラリンピック」を心待ちに

東京都庁都民広場を中心に開催される同イベントでは、パラスポーツ体験やアスリートによる競技デモンストレーションなどを実施。さらに、イベント当日は、都庁がパラリンピックシンボルマーク「スリー・アギトス」のカラー(赤、青、緑)に染まる。

2017年から「パラサポスペシャルサポーター」を務める稲垣、草なぎ、香取。2020年の東京パラリンピックを経て、変化したことを聞かれた稲垣は「生で熱い戦いを見て感動したので『一人でも多くの方に伝えていきたい』って気持ちがより強くなりました」と話した。

すると、草なぎが「時が経つのはすごく早いですね。吾郎さんが楽屋で『去年じゃなかった?』と言っていたのを聞いてしまったんですけど(笑)」と暴露。これに稲垣は「言わなくていい!」と慌てた。

そして、2024年はパリパラリンピックが開催。稲垣は「楽しみです!パリは三人で行ったこともあって、大好きな街です。開会式がコンコルド広場で行われて、そのほかエッフェル塔ヴェルサイユ宮殿にも会場を設けているみたいで、文化や芸術、スポーツが融合したすてきな大会になるのではないかと思っています」と声を弾ませていた。

国枝慎吾氏から「W慎吾として応援しにいきましょう」

そして、スペシャルステージには、小田選手も登場。香取は「お会いできてめちゃくちゃうれしいです。大活躍されていますよね。国枝(慎吾)さんが引退されしまって寂しいと思っていたら、すぐに現れたスーパースター。ずっと応援していきます」と喜んだ。

続けて「初めてお会いできたので『写真撮ってください』っていつ言おうかなと思っていたら、あちらから言ってきてくれたのでうれしかったです」と笑顔を見せた。

また、同ステージでは、国枝慎吾氏からのビデオメッセージを上映する場面も。稲垣、草なぎ、香取に「いつもパラスポーツの応援ありがとうございます。今後も一緒に盛り上げていきましょう」と言い、続けて「そして、W慎吾として、パリに一緒に応援しにいきましょう!」と香取にメッセージを送った。

パリ行きについて稲垣は「小田選手から『パリに来てほしい』と言葉をいただいたので。あと、オフィシャルサポーターとしてやらせていただいているので、もちろん三人そろってパリに行って、選手一人ひとりに寄り添って応援していきたいなと思います」と述べた。

草なぎは「今から『パリに行くぞ!』と言っておけば、本当に行けるかもしれないですよね。ありがたくたくさんお仕事をいただいている三人なので、1年あれば行けるんじゃないかな。今日、断言してしまったということですね」と口に。

国枝から名指しされた香取は「行きたい気持ちは絶対なんですけど、連れて行ってくれる人が決まっていないので…。最悪三人で自腹で行きます!」と宣言していた。

※「草なぎ剛」のなぎは、弓へんに前の旧字体その下に刀が正式表記

◆取材・文=大野代樹

「TOKYOパラスポーツFORWARD」のスペシャルステージに出演した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾/撮影:大野代樹