クリスタル・パレスが元ベルギー代表MFエデン・アザール(32)の獲得に関心を寄せているという。イギリスFootballTransfers』が伝えた。

アザールは、2022-23シーズン終了をもってレアル・マドリーを退団。現在は所属先がなく、フリーの状態となっている。

リールでは公式戦194試合で50ゴール53アシストチェルシーでは公式戦352試合で110ゴール92アシストを記録したアザール。2019年7月に移籍金1億1500万ユーロ(約181億円)で加入。大きな期待が寄せられていた。

しかし、4シーズン在籍し出場したのは公式戦76試合。7ゴール12アシストと全く期待に応えられない結果に終わった。

その大きな要因は度重なるケガ。復帰してはすぐ離脱という悪循環もあり、最終年となった2022-23シーズンは大きなケガがなかったものの、カルロ・アンチェロッティ監督の構想からは完全に外れることとなった。

ケガによりキャリアを台無しにしつつあるアザール。この先もそのリスクは高く、引退の噂もある中、クリスタル・パレスが関心を示した。

スティーブ・パリッシュ会長、そしてロイ・ホジソン監督共にアザールはまだ何かを提供してくれると感じているとのこと。『FootballTransfers』によれば、1年契約が提示されるとされ、サラリーも安いものの、パフォーマンスと成績によってボーナスが得られる形になると見られている。

今夏オファーは届いていたアザールだが、代理人は全て拒否していたとコメント。市場価値も560万ユーロ(約9億円)にまで下落しており、このままキャリアを終える可能性もあるが、最後にプレミアリーグの舞台でプレーすることになるだろうか。