中村倫也主演のドラマ「ハヤブサ消防団」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第6話が8月24日に放送。太郎(中村)が消防団メンバーと一緒に、放火犯だと怪しむ真鍋(古川雄大)を追い込む姿や恋人・彩(川口春奈)の意味深な言葉、さらに衝撃のラストがSNSで話題となり、X(旧Twitter)でトレンド1位を獲得した。(以下、ネタバレを含みます)

【動画】中村倫也“太郎”「放火の犯人が誰かわかりました」消防団員と出会えて幸せだったのに…

中村倫也“三馬太郎”が巨大な陰謀に巻き込まれる戦慄の田園ミステリー

同ドラマは、著書が幾度も映像化されている池井戸潤氏の同名小説が原作。スランプ気味のミステリ作家・三馬太郎が、亡き父の故郷である山間の小さな集落“ハヤブサ地区”に移住し地元の消防団に加入。連続放火や住民の不審死など怪事件に次々と遭遇し、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に巻き込まれる戦慄(せんりつ)の田園ミステリー。

中村が主人公の三馬太郎を演じ、ハヤブサ消防団員で工務店勤務の藤本勘介役を満島真之介、消防団の班長で呉服店“一徳堂”の二代目店主・徳田省吾役を岡部たかし、消防団の副分団長で役場の土木課に勤務する森野洋輔役を梶原善、消防団の分団長で養鶏場を経営する宮原郁夫役を橋本じゅん、消防団の部長で林業を営んでいる山原賢作役で生瀬勝久が出演。

さらに、川口が映像ディレクターで物語の鍵を握る・立木彩を、出版社“草英社”の編集者で太郎の担当・中山田洋役を山本耕史太陽光発電企業“ルミナスソーラー”営業スタッフ・真鍋明光役を古川が演じる。

古川雄大“真鍋”は3年以上前にハヤブサ地区に現れていた

太郎は彩の過去を受け入れ付き合うことに。2人で家庭菜園を楽しみ仲良く過ごす中でも、太郎は連続放火事件の犯人は太陽光発電の営業・真鍋ではないかと疑っていた。その矢先、真鍋が1軒の家に出入りしているのを見かける。その家は、江西佑空(麿赤兒)が住職を務める随明寺に多額の寄進をしている村西家だった。

すると太郎の背後から消防団部長の賢作が近づいてきた。賢作も真鍋を怪しみ見張っていたというのだ。

太郎は、ハヤブサ消防団のメンバーに、連続放火事件の被害者は随明寺に多額の寄進をし、かつルミナスソーラーから土地の売却話を持ちかけられている共通点があることを伝えた。賢作は3年以上前に真鍋を見かけたこと、太郎らが山で迷ったとき、自分は真鍋をつけていたことを告白。

太郎と賢作の話で、真鍋を完全に怪しんだ消防団メンバーは、今までの被害者と同じ共通点を持つ家に話を聞きに行くことにした。

中村倫也“太郎”、妖しくほほ笑む古川雄大“真鍋”から忠告され…

住職に話を聞き随明寺を出た太郎に、真鍋が話しかけてきた。連続放火について消防団として正式に調査していると話す太郎に、真鍋が「首をつっこみすぎるのは、三馬さんにとってよくないと思うけどなぁ〜」と怪しげにほほ笑んだ。

するとその夜、太郎の家の庭に炎が…。急いで火を消した太郎は、物音で人影に気づき追いかけた。残念ながら見失ってしまったが、急に出発する軽自動車を目にする。

警察に自宅の放火を通報した太郎は、なぜか彩が少し怒り口調なのに気づいた。「危ないことはしないでください」という彩だったが、太郎を止めることができないのはわかっているので、もしするなら自分にも教えて欲しいと話す。太郎を止めたいのか、放火犯の捜索をする太郎らの動きを知りたいのか、彩の言葉に謎が深まる。

中村倫也“太郎”の最新作タイトルを知るのは消防団員5人だけ

消防団メンバーは、次の放火のターゲットが真鍋が出入りしている村西家だと推測。村西家を見張っていると、留守の村西家に真鍋が入って行った。不法侵入で真鍋を捕まえようとすると、警察がやってきた。

真鍋は村西にうさぎの世話を頼まれて燈明の当番も変わりにやっていただけだと話し、不審者がいると通報していたのだ。そして太郎に話しかけた真鍋が太郎の最新作のタイトルを口にすると、太郎の表情が変わった。

太郎の最新作は書籍で出版する際に雑誌での連載時からタイトルを変更していた。その話を知っているのは消防団メンバー5人だけ。5人の誰かが真鍋とつながっていることに気づいた太郎は、随明寺の住職に三馬家の庭が放火された日の行動を5人の家族に聞いてほしいとお願いする。

居酒屋さんかくで町おこしドラマのクランクアップを祝った帰り、彩に自分たちの関係はずっと続くか聞かれた太郎は、そう願うが平和を脅かす放火犯が消防団員の中にいると語った。

中村倫也“太郎”が口にした衝撃の事実にファン大混乱

太郎が消防団メンバーと一緒に真鍋を追い込むも空振りしてしまい、衝撃の事実も発覚。「消去法で犯人を絞り込むつもりでいたけど…今日でまた広がってしまった」「もう完全に一人相撲になってしまっている三馬太郎。このままいくと孤立してしまう」「消防団の中に犯人が…なんか悲しくなるなぁ泣きそうになる」「まだまだ謎が多すぎて彩さんとあの白髪の老婆の関係も気になるし写真の女性との関係も」などとSNSが盛り上がり、X(旧Twitter)でトレンド1位を獲得した。

第7話予告映像では、ハヤブサ消防団の面々が東京駅前ではしゃぐ姿や、太郎を含め6人で食事をしているシーンが。さらに、あの新興宗教の弁護士が三馬の前に現れるシーンや、彩が白髪の老婆に三馬太郎という作家がいることを話しているシーンが続く。太郎らに衝撃の事態が襲いかかり、ハヤブサ地区でも何かが起こるという第7話は8月31日(木)放送予定。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

連続放火事件について調査する太郎(中村倫也)らハヤブサ消防団メンバーたち/「ハヤブサ消防団」第6話より (C)テレビ朝日