アフリカのコンゴ川に生息するナイルフグは、ジャガイモみたいなゴツゴツした体つきから、ポテトフグとも呼ばれる愛らしい淡水フグだ。
おっとりなナイルフグは、ほとんどの時間を水底に潜って過ごす。その潜っている様子がとてつもなくユーモラスでかわいらしいのでぜひ見てほしい。
すでに頭の上に砂がついているのは、もともと潜っていたからなのだろうか。ここから始まるナイルフグの隠れ身の術。
お口から息を吸って
息を吐いて砂を飛び散らせて中に潜るよ!
潜った後は目と口だけが出ていて、なんとなくスマイルマークに見えるだろ。
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ナイルフグとは?
アフリカ、コンゴ川に生息するナイルフグ( Tetraodon miurus )は、特に急流地帯で暮らしていて、最大15cmにまで成長する。
あまり活動的ではなく、砂などの水底に埋まって過ごすことが多い。こうやって砂の中にいることで、敵から身を隠しつつ、餌となる小魚や甲殻類を捕食するという。
ナイルフグは、住んでいる環境に応じて砂色や赤色などの体色を持つが、周囲の色に合わせて体の色の濃さを変える能力を持っている。
かわいらしいナイルフグだが、他のフグ種と同様に、特定の部位にテトロドトキシンという強力な神経毒を持っている。
やはりフグだけに、ストレスや恐怖を感じると水や空気で体を膨らませることもできるそうだ。
tk.aquaticsさんのInstagram、またはYoutubeチャンネルには、ナイルフグの愛くるしい動画が数々投稿されているので要チェックなのだ。
written by parumo
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