ブレントフォードイングランド代表FWイヴァン・トニー(27)の1月移籍を覚悟し始めているようだ。イギリスタイムズ』が報じている。

昨シーズン、プレミアリーグで33試合20ゴールを記録したブレントフォードのエース・トニー。3月にはイングランド代表デビューを遂げるなど、順風満帆のシーズンを送っていたが、5月に賭博規則違反でイングランドサッカー協会(FA)から8カ月間の活動禁止処分を科され、2024年1月17日まで試合に出場することができなくなってしまった。

活動禁止処分が下されるまでは今夏のビッグクラブ行きも囁かれていたトニーだが、処分が明ける1月に移籍する可能性が新たに浮上している模様。移籍金8000万ポンド(約147億円)と評価されているこのストライカーに対し、アーセナルトッテナムが熱視線を送っているようで、ブレントフォードもトニー退団に備え始めているという。

トニー自身も移籍に向け、代理人変更の準備を進めているとのこと。元ウェールズ代表FWガレス・ベイル氏のレアル・マドリー移籍や、イングランド代表FWジャック・グリーリッシュのマンチェスター・シティ移籍といった大型契約を手がけた『ステラー』社とサインを交わそうとしているようだ。

なお、ブレントフォードとトニーの現行契約は2025年6月まで。移籍先候補の1つに挙がっているトッテナムは、絶対的支柱だったイングランド代表FWハリー・ケインを今夏にバイエルンへと売却している。