橋本環奈ジャニーズWEST・重岡大毅がW主演を務める映画「禁じられた遊び」(9月8日[金]公開)より、重岡演じる父・直人と息子・春翔(正垣湊都)の親子ショットが公開された。

【写真】異変が起きた庭を見つめる直人(重岡大毅)と春翔(正垣湊都)

■映画「禁じられた遊び

同作は、清水カルマのデビュー作で第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞したホラー小説が原作。橋本はこれまで演じてきた役柄とは全く異なるキャラクター、映像ディレクター・倉沢比呂子役に挑み、重岡は比呂子の元同僚で、優しいながらもどこか頼りない伊原直人役を演じる。

また、2人の周りを取り囲む一癖も二癖もあるキャラクターたちには堀田真由、倉悠貴、長谷川忍(シソンヌ)、猪塚健太、MEGUMI清水ミチコ、新納慎也ら個性派キャストが集結。さらに、“最凶蘇り怨霊モンスター”美雪をファーストサマーウイカが演じることも発表されている。

監督を務めるのは、「リング」「スマホを落としただけなのに」「事故物件 怖い間取り」等、ホラーやサスペンスなどのあらゆる恐怖を追求し世に送り出してきた中田秀夫。企画プロデュースを務める平野隆と2年ぶりのタッグを組む。

重岡大毅と正垣湊都の親子ショットが解禁

今回解禁されたのは、重岡演じる直人と正垣演じる春翔の親子ショット。まだ“何も起こっていない”庭で直人が春翔にほほ笑む、伊原家の何気ない日常を切り取ったカットと、そして“何かが起こり始めてしまった”庭を見つめる直人と春翔のカットが公開された。

そのまなざしからは恐怖や驚きとはかけ離れた、どうしようもない哀しみが漂っており、幸せな日々が一転してしまった伊原家の姿が印象的。亡くなった母親にもう一度会いたいという春翔の純粋な願いが招いてしまった、伊原家にとっての悲劇であり、“逃れられない恐怖”の始まりを写している。

重岡大毅「僕もパワー貰いました!」

直人は優しくよきパパであると同時に、やや頼りなさも感じさせる一面もあるキャラクター。直人にとって愛する妻でもあった美雪が、“最凶の蘇り怨霊モンスター”へと変貌する複雑な心境を演じた重岡は、「監督を筆頭に、スタッフ・キャストみんなが一つ一つのカットを最高のものにしようとするから、そのエネルギーを浴びて自分のリミッターが外れる瞬間がありました」と振り返る。

また、重岡は春翔役の正垣とコミュニケーションを取り、撮影の合間にしりとりルービックキューブチャンバラごっこをして遊ぶなど本物の親子のように打ち解けていた。

「中田監督が“この映画は春翔とお父さんの純愛物語でもあるからね”と言うのを耳にしたことがあったんです。正垣君はハートがあって、真摯(しんし)にお芝居に取り組んでいて、でも本番以外で喋るとやっぱり子供だなと思ったり。おかげで自然と父子の関係が築けました」と正垣との共演を振り返り、「本当に親子みたいでした(笑)。最後に手紙もくれて、全部平仮名で書いてあったのがかわいかったなぁ。僕もパワー貰いました!」と思い出を語った。

映画「禁じられた遊び」の場面写真が解禁/(C)2023映画『禁じられた遊び』製作委員会