ラ・リーガ第3節が25日に行われ、セルタとレアル・マドリードが対戦した。

 今季初白星を目指すセルタが、連勝スタートとなったレアル・マドリードをホームに迎えての一戦。セルタは開始早々の3分、コーナーキックのこぼれ球に反応したフラン・ベルトランがミドルシュートを放つと、ゴール前でヨルゲン・ストランド・ラーセンがコースを変えてゴールネットを揺らす。しかし、レアル・マドリードのGKケパ・アリサバラガは、競り合いの中でラーセンのファウルがあったためパンチングでボールを大きく飛ばすことができなかったと主張。オンフィルードレビューで映像を確認した主審はラーセンのファウルを認め、セルタの得点を取り消した。

 18分、レアル・マドリードアクシデントが発生する。ヴィニシウス・ジュニオールが筋肉系トラブルでプレー続行不可能となり、ホセルとの交代でピッチを後にした。

 スコアレスで折り返すと、レアル・マドリードは66分、ロドリゴが相手GKのファウルを誘ってPKを獲得する。ロドリゴ自らキッカーを務めたものの、ゴール左を狙ったシュートは相手GKにコースを読まれて防がれた。

 試合の均衡が破れたのは81分、レアル・マドリードが待望の先制点を獲得する。トニ・クロースが右コーナーキックからアウトスイングのボールを供給。ホセルがヘディングですらし、ゴール前のジュード・ベリンガムが頭で合わせて押し込んだ。ベリンガムは今夏の加入後リーグ戦3試合連続ゴールとなった。

 レアル・マドリードはこの1点を守り切り、開幕3連勝を飾った。次節、セルタは9月1日にアルメリアと、レアル・マドリードは同2日にヘタフェと対戦する。

【スコア】
セルタ 0-1 レアル・マドリード

【得点者】
0-1 81分 ジュード・ベリンガムレアル・マドリード

ハイライト動画】セルタ 0-1 レアル・マドリード

3試合連続ゴールを挙げたベリンガム [写真]=Getty Images