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映画「Gメン」の公開記念舞台挨拶が本日8月26日東京都内で行われ、主演の岸優太をはじめ、キャストの竜星涼恒松祐里矢本悠馬森本慎太郎SixTONES)、監督の瑠東東一郎が登壇した。

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昨日8月25日公開の「Gメン」は2014年から2018年まで「週刊少年チャンピオン」にて連載された小沢としおの同名マンガを原作とした青春エンタテインメント。“彼女ができる確率120%”と言われる私立武華男子高校で問題児ばかりが集う1年G組に転入してきた主人公・門松勝太が仲間たちとともに全力で生きる姿が描かれている。

登壇者たちは本日出席する予定だったりんたろー。EXIT)の不在を話題にする。「天王会(映画に登場する凶悪組織)のやつらにやられた。オレが行くまで耐えてくれ」というりんたろー。からのメッセージが読み上げられると、岸は「遅刻って聞きましたよ」とその理由をあっさり明かした。そして、昨日公開初日を迎えた心境について「あっという間で気付いたら昨日だったっていう。皆さん楽しみに待ってくれてるのが後ろ姿から伝わってきてね」と言いつつ、観客の反応の薄さに「みんな寝てます?」と慌てふためく。続けて岸は「皆さんが迎え入れてくれて、もっと『キャー!』がくるのかなって思ったんですけど、大人な感じでしたね」と、想像以上に落ち着いた様子のファンに声をかけた。

映画を観た周囲の反響について岸は「反響はそりゃあもう……エゴサとかしますよね。皆さんの感想がうれしいですね」とコメント。竜星から「(反響を)四字熟語に例えると?」と聞かれた岸は、「森羅万象。すみません……意味はわからないんですけど、漢字がカッコいいんでね。全然いい感じにいかないですけど……」と突然のフリに対応できず少し落ち込んでいた。

登壇者たちは、映画のSNSアカウントで事前に募集した質問に回答していく。共演前後で印象が変わったキャストの話題になると、岸は矢本を挙げ、「かわいい顔だなーと思ってて、会ってみたら一番兄貴肌で驚きました」と話す。一方、矢本は「岸くんは思った以上に見たことないキャラでした。いつまでも立ち位置を覚えられなくて(笑)、よくすべての撮影を終えられたなと。俺はこの先の岸が楽しみで仕方ないもん」と岸への親しみや期待を込めて語った。竜星は「慎ちゃんですね。普段は短パンサンダルで、アイドルなのにめっちゃラフみたいな。その姿を見てめっちゃ好きになりました」と森本を見て話し、恒松も「今日はサンドイッチと飲み物を持ってて、LAから通勤されたのかなって。すばらしいと思います」と彼のスタイルを絶賛。そんな森本本人は「アイスレモンティーをいただいてました。“瑠東”(無糖)です」とダジャレを繰り出した。

注目してほしいシーンの話題では、恒松がエンドロールで流れる岸との共演シーンに触れ、「2分間くらいアドリブで、ホントにきつかったです。長すぎましたよ」と瑠東監督にクレームを入れる。岸はその撮影を振り返りながら「台本じゃなかったでしたよね。でもいい感じでした」となぜかしどろもどろ。キャストから挙動不審な様子を指摘された岸は、「ホントに聞きたくないんですけど、どこの話ですか?」と恒松が言及したアドリブシーンに心当たりがないことを白状した。

ここで瑠東監督はキャスト陣ががんばった点を“「Gメン」通信簿”として発表。「森本慎太郎くん。ムードメーカーでハードなシーンでも、みんなを楽しませてくれました。机も壊し、たいへんよく暴れてくれました」と評価を受けた森本は、「いい暴れっぷりだと思います」と自画自賛した。「岸優太くん。映画初主演で全力以上で120%で駆け抜けてくれました。期待通りの天然ボーイが連日炸裂しつつも現場の熱を上げる素敵な愛され座長、大変よくがんばりました」と発表されると、岸は「マジなコメントいただくと恥ずかしくてしょうがないですね」と照れ笑いした。最後に登壇者を代表して岸は「皆さんにとっての夏の思い出になってほしいですし、愛される作品になってほしいですね。老若男女問わず楽しめる作品ですね。近所の方だったりたくさんの人に広めてほしいです」と本作をアピールした。

(c)2022「Gメン」製作委員会 (c)小沢としお秋田書店2015

拍手する岸優太。