岸優太が8月26日、都内で行われた映画「Gメン」の公開記念舞台あいさつに出席。天然っぷりを発揮していた。舞台あいさつには、俳優の竜星涼、矢本悠馬、恒松祐里、SixTONESの森本慎太郎、瑠東東一郎監督も登壇。なお、登壇予定だったEXITのりんたろー。は、寝坊のため欠席した。

【写真】約60キロの米俵を持ち上げる岸優太

■りんたろー。が寝坊で欠席

同映画の原作は、漫画家・小沢としおヤンキー青春漫画。友情や喧嘩、恋など男子高校生特有の青春がすべて詰まった爽快ドラマが、映画化を果たした。映画初主演となる岸は、主人公・勝太を演じる。

キャストがステージに揃うと、司会が「りんたろー。さんが急遽欠席」とアナウンス。続けて、りんたろー。からのメッセージを「(凶悪組織)天王会の奴らにやられた! 俺が行くまで耐えてくれ」と読み上げた。

これに岸は「遅刻って聞きましたよ。寝すぎちゃったみたいな…」と言い、竜星は「新幹線に乗ったところって聞きました」と暴露した。

イベント中、瑠東監督から、それぞれのキャストに対して「Gメン通信簿」を発表する場面では「今日は遅刻で残念でした。退学です」とイジられていた。

■天然炸裂で会場爆笑

気を取り直し、岸が観客にあいさつ。「初日おめでとうございますってことで。(会場に)入る時、皆さんの様子を見ていたんですけど、なかなか楽しみに待っている感じだったので」と話すも、客席は静か。この様子に「皆さん寝てます…?」と言い会場を笑わせ、さらに「この後いろいろな感情になる映画が待っていますので!」と上映前だと勘違いし、他登壇者から「見終わってる!」とツッコまれていた。

公開後の反響を話す場面では、竜星が「個人的にうれしかった」と切り出し、岸が「Gメン」キャストでの食事会を企画している話題に。日程調整が難航しているそうで、岸は「行ける人だけで行きましょう。皆忙しいから合わないですよ」と提案した。矢本は「俺だけ全然日にち合わなかったよね。『みんなで行ってくれば』と言ったら、竜星と岸が『矢本くんいなかったら意味ないでしょ』って。初めてライングループが熱くなっていました」と感動していた。

また、同映画の撮影を経て、最も印象が変わった人についてトーク。矢本は岸だと言い「見たことない生き物だなと思っていたけど、会ってみたら思っている以上に見たことなかった。よく全部撮り終えられましたよね。奇跡的な日常でした。俺はこの先の岸が楽しみで仕方がない。基本、しゃべりだしたら人の話聞いてないから、立ち位置に立てるかも怪しいし」と話した。

これに岸は「生きていて『聞いてない』って死ぬほど言われるんですけど、めっちゃ聞いていますから! 撮影が久しぶりだと鈍る感じあるじゃないですか。それです」と弁明した。すると、森本が「そのうち岸の都市伝説が出てきそうですよね。『岸優太、実は宇宙人説』みたいな」と言い、会場の笑いを誘った。

さらに、事前にX(旧Twitter)で募集した質問に応える企画も実施。恒松はエンドロールのシーンを上げ、岸のアドリブを「普通の俳優さんだったら絶対に出てこないので、さすが岸さんだなって感じました」と絶賛した。しかし、岸は「本当に聞きたくないですけど、どこの話ですか…?」と理解しておらず、天然を炸裂させていた。

◆取材・文=大野代樹

映画「Gメン」の公開記念舞台あいさつに登壇した岸優太/撮影:大野代樹