太川陽介はもうバス旅を引退するべきなのかもしれない。先ごろの「水バラ」(テレビ東京系)で放送された「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦」で、とんでもないミスをやらかした。

 宮城県多賀城市から、仙台市の岩切駅を経由して利府町へ行くことを決めた太川はバス停で時刻を確認し、12時発のバスに乗ることを決定。ところが時間になってもバスはやってこない。改めて時刻表を確かめてみると、その日は土曜日なのに太川は平日の時刻表を見ていたことが判明したのである。

 信じられないミスに太川は「なんでだよ!なんでだよ、もう!あー大失敗だ」と声を荒げ、自分を叱責した。

 太川が時刻表に関してミスをしたことは何度もある。

「進行方向とは逆の時刻表をチェックしていたことや、発車時刻を40分近く後だと思いこんでいたこともありました。もちろん、今回と似たミスもしています。土日に運休するバスは時刻の表記の下に土日運休を示す印がついていることがあるのですが、太川はそれを見落としたわけです。今回の場合は勝負に大きな影響を与える大失態になってしまいました」(テレビ誌ライター)

 太川は次のバスまで1時間半以上あるため目的地を変更。塩竈市まで歩き、その後は利府町、松島町へと北上した。ところが松島町は路線バスが走っていないのでそこから北へ向かうことができず、スタート地点の仙台市に戻るはめになったのである。

 迷走により太川が1日目に取れた陣地はわずか3つ。対して河合郁人は5。2つも差がついた上に河合チームは陣取りに有利な仙台市より北の位置を確保。太川は不利な南側を攻めるしかなくなり、2日目を待たずに勝負はほぼ決定した。最終的な結果は河合チームが8、太川チームが6で太川の負けに終わった。

「太川が仙台市に戻ると言ったあたりで結果は見えていたので、その後は観ていてもつまらなかった。太川のミスが番組をぶち壊したんです。バス旅のプロとは思えない失敗ですよ。物忘れも激しいですし、太川に対決方式のバス旅はもう無理なのでは」(前出・テレビ誌ライター)

 次の旅で名誉挽回することができるだろうか。

アサ芸プラス