和田アキ子

27日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)に、歌手の和田アキ子がMCとしてレギュラー出演。第1次オイルショックの50年前と現代を比較し、「今も繰り返してんなぁ」などと述べた。


■今から50年前の日本は…

同日の放送では、今年下半期に開業予定の施設や公開映画を紹介したほか、ヒット予測なども取り上げた。

また、今年で50歳になる芸能人や、大手コンビニ・セブン−イレブンが今年で開業50周年を迎えることも紹介。これにちなんで、今から50年前の1973年の映像を流し、当時のヒットや世相を振り返っていく。


関連記事:金子恵美、岸田文雄政権のガソリン政策を解説 「トリガー条項には手をつけない」

■オイルショックの真っ只中

VTRによると、当時の日本は第1次オイルショックの影響により、物価高や物資不足の噂が広まり、スーパーでトイレットペーパーの買い溜め騒動が起きていた頃。

銀座のネオンライトは消灯措置がとられ、ガソリンスタンドは石油不足で日曜・祝日の営業を取りやめるなどしていたことが紹介されていく。


関連記事:ふかわりょう、ガソリン税の二重課税状態に憤り 「理解に苦しむ」

■「今もあるような気がするね」

スタジオメンバーは興味深そうに映像を眺め、VTRが明けると、和田は「昭和ですねぇ」「私は見て懐かしいと思った」と懐かしむ様子に。

すると続けて、「なんかでも、ああいう騒動は、今もあるような気がするね。石油も高いしさ」「銀座の灯りが全部消えたとか話題になったもんね。『省エネ』って言葉が流行ってて」とコメント。

「今も繰り返してんなぁって」とも述べ、2023年の現代にも通じるものがあると感じたようだ。


関連記事:まだまだ高価なテスラのEV、しかし購入後「ものすごく経済的」なことを実感した話

■ガソリン価格は過去最高水準に

ガソリン価格はここのところ高騰を続けており、政府は石油元売り各社に出している補助金の期限を、現行の9月末から延長する方針であることが報じられている。

西村康稔経済産業大臣も、25日の会見でガソリン価格について「過去最高だった2008年の185円に近づいてきている状況だ」「特に地方からは燃料価格の高騰が負担になっているという声を聞いている」などと述べている。

ガソリン価格の高騰に物価高と、確かに現在の日本はオイルショックの頃に似ているかもしれない。

・合わせて読みたい→まだまだ高価なテスラのEV、しかし購入後「ものすごく経済的」なことを実感した話

(文/Sirabee 編集部・玉山諒太

和田アキ子、50年前のオイルショックに現在を重ねる 「繰り返してんなぁ」