真鍋かおり

27日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、眞鍋かをり富士山の軽装登山客に憤りをあらわにした。


■富士山の軽装登山客問題をトーク

富士山の救助ヘリ有料化や軽装登山客問題をトークしたこの日の『TVタックル』。そのなかで司会の阿川佐和子が「どうしてこんなに外国人が富士山に登りたいんですか?」と質問する。

すると眞鍋は「外国人がやっぱり富士山のことを、ちょっと軽く見すぎているのが1番問題だと思う」と持論を展開した。


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■阿川も独自見解

話を聞いた阿川は「キリマンジャロエベレストとぜんぜん違うと思っているところがあるし、ガイドさんも『大丈夫ですよ、みんな登ってますから、草履で』って言われているんじゃないのっていう気がする」と独自見解。

江口ともみも「とくにSNSとかでも、『この服装で登った!』みたいな写真とかが上がっているのを見ちゃったら、良いんだなと思っちゃいます」と指摘する。

すると阿川は「良いんだな、じゃないですよ」と不快感をあらわにした。


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■ヨーロッパだと…

眞鍋は「ヨーロッパとかだと本当に登山鉄道で3,000メートルとか行けちゃうじゃないですか、普通に。だからなんかみんなたぶん、その感覚で考えたら富士山とかは、別に軽装で行ってもいいんじゃないってなっちゃうと思う」と語る。

続けて「日本人にとってはやっぱり日本一高い山だから、すごい警戒すると思うんですけど」とコメントした。

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■江口は装備品のレンタルを提案

江口は「スキー場のレンタルスキーみたいに、装備品をレンタルしてみては?」と提言し、阿川も「レンタルの場所を作ればいい」と同調する。

議論を聞いたビートたけしは「でも観光は観光で、徹していないんだよ。五合目まで登れるようにしちゃっているんだから、山頂までエレベーターをつけてしまえばいいじゃないか」と提言していた。


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■富士山の登頂経験者は?

外国人を中心とした富士山への軽装登山客問題。しっかりとした対策をせず登頂することは、生命の危機に瀕する可能性も。そのような場合、救助ヘリが出動するなど多方面に影響が出る。

Sirabee編集部が全国の20代〜60代の男女1,376名を対象に実施した調査で、「富士山に登頂したことがある」と回答した人は少なく、各世代で2割以下。「日本一高い山に登る」ことが「いかに大変であるか」を認識していることもあってか、経験者の割合は少ない。

富士山

眞鍋の提言に、視聴者からはさまざまな意見が寄せられていた。

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日 対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)

眞鍋かをり、『TVタックル』で富士山の軽装登山客に憤り 「軽く見すぎている」