賢いことで知られるゴールデン・レトリバーと、抜け毛が少ないプードルを掛け合わせた「ゴールデンドゥードル」は、キュートで柔らかい豊かな毛並みが魅力である。そんなゴールデンドゥードルを飼っている女性が今月23日、愛犬のグルーミングの“ビフォーアフター”の動画を投稿したところ、大きな反響があった。女性はアフターに満足できないようなのだが…。米ニュースメディア『Newsweek』などが伝えた。

オスのゴールデンドゥードル“ブリス(Bliss)”との面白ビデオを多数投稿しているTikToker「BlissTheDoodle」さんが23日、グルーミングのビフォーアフターを捉えた5秒の短い動画を投稿したところ、様々なコメントが寄せられた。

動画には「うちの子を担当したグルーマー(犬の美容師)へ。この写真が、犬のグルーマーとしてのあなたの残りの人生において、一生のトラウマになることを願っているわ」と皮肉めいた言葉が添えられており、車の後部に座るブリスの姿が映し出されている。

“ビフォー”のブリスの被毛はまるでクマのぬいぐるみのようにモコモコしているが、飼い主はこんな説明を入れている。

「グルーマーのところに私の子犬を預けてきたの。可愛いゴールデンドゥードルをね。でもあの子を引き取りに行ったら『怒った30歳の老いたプードルになっていたのよ!』」

そしてカメラは、耳と頭頂部だけを残し、体の被毛を刈られてしまった“アフター”のブリスにズームイン。その目にはどことなく悲壮感が漂っていて、ビフォーのような可愛らしさは感じられない。またこの動画では分からないが、グルーマーはフワフワの尻尾はそのまま残したという。

動画内で飼い主は、米大手ペットショップ「ペットスマート(PetSmart)」にグルーミングを任せたことを明かしており、「ペットスマートもそう長くはもたないわね」とキャプションを入れるなど不満たらたらである。

ちなみにこの投稿には、「ノー! これは絶対に許せないわ!」「いくらなんでもやり過ぎだわ。まるで別の犬だもの」「私も同じような経験があるの。ゴールデンドゥードル専門のグルーマーが必要よ」「私だったら泣いているわ」「これって普通なの?」「なぜペットスマートを選んだの?」「犬が『マネージャーと話したい』って言ってるよ」「老犬というよりも、サーカスピエロになってしまったね」「悲しまないで。すぐに伸びるから心配ないわよ」などと飼い主に対する同情の声があがったが、グルーマーを擁護する次のようなコメントも多数寄せられた。

「アフターのほうがずっといいと思うよ!」
「犬はこのほうが涼しくて快適なのでは?」
「この犬は怒ってなんかいないよ!」
「グルーマーは素晴らしい仕事をしたと思うよ。トップもきちんと残しているし、この犬種は被毛が絡まりやすいからね。刈り上げてしまうのが一番なんだよ。」
「私はグルーマーで、ゴールデンドゥードルを飼っているけど、あなたがきちんとブラッシングをしないからグルーマーが刈り上げたのよ! ビフォーの写真は毛玉になっているでしょう! 今後はグルーマーを責める前に、愛犬のブラッシングをまめにすることを勧めるよ。」
「私のゴールデンドゥードルもかなり短く刈り上げているわ。被毛が絡まると大変だからね!」

これに対し、飼い主は「ビフォーの写真は被毛が絡まってなんかいないわよ。あれは単に、被毛がカールしているだけ。それに私はちゃんとお世話をしているわよ」と反論し、こうコメントした。

「色々なコメントが届いているけど、一つだけ言えるのは、ブリスがとても美しい犬だということ。それに私はブリスが大好きで、一緒に過ごす時間を楽しんでいるの!」

ちなみにTikTokでは過去にも、初めてのグルーミングで“不気味なピエロ”のようになってしまったゴールデンドゥードルの動画が投稿されており、飼い主は「笑うしかなかった」と肩を落としていた。

画像は『BlissTheDoodle 2023年8月23日付TikTok「And to the groomer who did this」、2023年8月24日付TikTok「Replying to @lala Me and Bliss reading all your comments like」、2023年5月9日付TikTok「She’s not a regular mom, she’s a cool mom.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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