現在放送中の「24時間テレビ46」(8月26日[土]夜6:30-27日[日]夜8:54、日本テレビ系)では、毎年恒例の「チャリティー笑点」企画を実施。コラボ演芸、生大喜利、女性ゲスト陣とのペア対抗大喜利と、盛りだくさんの内容で展開された。

【写真】ペア対抗大喜利で芦田愛菜、岩田絵里奈、滝沢カレンらが奮闘

2023年の「24時間テレビ」のテーマは、「明日のために、今日つながろう。」。メインパーソナリティーをなにわ男子、チャリティーパーソナリティーを芦田愛菜有働由美子小泉孝太郎が務める。

■生大喜利では小泉孝太郎座布団運びを体験

笑点メンバーによる冒頭挨拶では、チャリティーパーソナリティーの小泉も「今日」「明日」という二つの札を使い、「明日から、山田(隆夫)さんのライバルとして、今日の座布団、気持ちを込めてお運びします」と挨拶。

コラボ演芸では、ビックスモールンによる演芸に小泉も参加。映画「E.T.」で有名な指を合わせるシーンを共に披露し、最後は4人での決めポーズで演芸を締めくくった。

続いて小泉は、冒頭の挨拶のとおり、生大喜利での座布団運びとして登場。まずは三遊亭小遊三座布団を獲得し、さっそく丁寧に座布団を運ぶ。座布団運びはもちろん、大喜利での小道具運びも行った小泉。大喜利第3問では、春風亭一之輔が小泉と同じ1978年生まれであることを明かすと観客席から驚きの声が上がった。

■ペア対抗大喜利木久扇チームの勝利

ペア対抗大喜利では、「林家たい平チーム」のたい平、小遊三、一之輔、有働、南野陽子、イモトアヤコと、「林家木久扇チーム」の木久扇三遊亭好楽桂宮治、芦田、滝沢カレン、岩田絵里奈アナウンサーの2つのチームに分かれ、笑点メンバーと女性ゲストがそれぞれペアを組み座布団の獲得枚数を競い合った。結果は、木久扇チームの勝利となった。

林家木久扇が「笑点」卒業を発表

また、「笑点」レギュラーメンバー木久扇が、2024年3月をもって「笑点」を卒業することを発表した。木久扇は、1969年11月9日に「笑点」大喜利に初出演(※当時の芸名は林家木久蔵)。以降、54年間にわたりレギュラーメンバーとして番組に出演してきた。木久扇卒業後の新メンバーは、今後「笑点」番組内で発表の予定。

林家木久扇コメント

私、林家木久扇は、来年3月をもって、「笑点」を卒業したいと思います。芸というものは、次の世代にバトンタッチしなくてはいけません。座布団も芸も新しい人にバトンタッチいたします。今日の「24時間テレビ」のテーマが「明日のために、今日つながろう。」だと聞き、背中を押されました。

「笑点」は、一之輔師匠、宮治師匠が入ってまいりまして大変面白くなってまいりました。そこで私の(代わりに)一枚加わって、また新しい風が吹いて、「笑点」がうんと面白くなります。

とは言っても、私は(落語家を)やめるわけではないんですよ。「笑点」に何かあったらすぐ駆け付けますし、高座のほうもちゃんと続けます。そういうわけで、昇太さん、2000万円ください(笑)。

「24時間テレビ46」にて、毎年恒例の「チャリティー笑点」が行われた/(C)日テレ