『名探偵コナン』アップグレードしたアイテムとは?

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人気作品『名探偵コナン』は「週刊少年サンデー」にて1994年5号から連載されており、なんと四半世紀以上連載が続いています。   本作は長寿連載に加え1年間がループする作品。作中に登場するアイテムやファッションがどんどん時代に合わせてアップグレードされています。   本記事では、『名探偵コナン』に登場する“時代の変化によってアップグレードしていったもの”を紹介!連載・放送当時との違いを楽しんでくださいね。『名探偵コナン』アップグレードしたアイテムとは?

『名探偵コナン』時代の変化がわかるアイテムたち

電子機器

アニメ『名探偵コナン』第48話より

(引用:アニメ『名探偵コナン』第48話より)

 
コナンは新一として蘭に電話をかける時、初期の頃(1996年1997年)は公衆電話を使用していました。
 
連載当時は1994年になるので携帯電話は存在していましたが、まだまだ普及率が低かった時代です。
 
 
アニメ『名探偵コナン』第85話より

(引用:アニメ『名探偵コナン』第85話より)

 
1997年には阿笠博士の発明したイヤリング型携帯電話が登場。
 
とても小さいドロップ型のイヤリングに見える電話で、ケータイ電話が登場するまでは頻繁に活躍していた発明です。
 
 
アニメ『名探偵コナン』第194話より

(引用:アニメ『名探偵コナン』第194話より)

 
また、平成初期の1980年代後半〜1990年代前半にかけて流行したポケットベルポケベルも登場します。
 
123話「お天気お姉さん誘拐事件」や、194~195話「意味深なオルゴール」はポケベルならではの事件となっていますので、見返すと面白いですよ。
 
 
アニメ『名探偵コナン』第173話より

(引用:アニメ『名探偵コナン』第173話より)

 
1999年にはPHSピッチ)と呼ばれる、二つ折りではない携帯電話が登場。
 
園子がケータイを持っているのを蘭が羨ましがり、それを見たコナンが新一として蘭にケータイをプレゼントしました。
 
新一からのプレゼントということで、周りがスマホを持ち始めても蘭はガラケーを使っているという裏話があります。
 
 
アニメ『名探偵コナン』第491話より

(引用:アニメ『名探偵コナン』第491話より)

 
2000年代にはコナン赤い二つ折りのガラケーを使用。
 
しばらくガラケー時代が続き、ケータイがきっかけで蘭に正体がバレそうになったこともあります。
 
 
『名探偵コナン』942話より

(引用:『名探偵コナン公式 X

 
2010年代に入るとコナン赤色のスマホになりました。
 
服部や灰原、阿笠博士毛利小五郎といった大人たちはもちろん、現在は少年探偵団までスマホを所持しています。
 
 

ファッション

本作には、その時代に流行していたファッションがテーマとなる事件も登場します。
 
 
『名探偵コナン』第217話より

(引用:アニメ『名探偵コナン』第217話より)

『名探偵コナン』第217話より

(引用:アニメ『名探偵コナン』第217話より)

 
2000年代にはガングロメイクをし、厚底ブーツを履いたヤマンバギャルたちが襲われるという事件が展開されました。
 
ガングロメイクや厚底ブーツは一世を風靡しましたよね。
 
 
『名探偵コナン』48巻より

(引用:『名探偵コナン』48巻より)

 
さらに、2000年代には事件と直接関係はありませんが、蘭がコナンと自分の着ぐるみパジャマを買ってきたこともあります。
 
 
『名探偵コナン』575話より

(引用:アニメ『名探偵コナン』575話より)

『名探偵コナン』576話より

(引用:アニメ『名探偵コナン』576話より)

 
2010年代にはゴスロリの双子コーデが事件の鍵となった話が登場。蘭と園子はロリータの双子コーデを披露しました。
 
 
『名探偵コナン』4話より

(引用:アニメ『名探偵コナン』4話より)

アニメ『名探偵コナン』799話

(引用:アニメ『名探偵コナン』799話より)

 
また、初期の頃はコナンや少年探偵団は決まった服装をしていることが多かった印象ですが、その時代に流行している洋服を取り入れて毎回服装が変化しています。
 
 

博士が作った発明品も時代によって進化している!

犯人追跡眼鏡

劇場版『名探偵コナン から紅の恋文』

(引用:「金曜ロードショー公式 X

 
犯人追跡眼鏡は、発信機から半径20キロ以内なら居場所を特定できる便利アイテム。
 
劇場版『名探偵コナン 世紀末の魔術師』では、目を狙撃する犯人に備えてレンズが硬質ガラスに交換されました。
 
また、劇場版『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』ではズーム機能望遠鏡機能)が追加。
 
さらに暗視機能や盗聴器も搭載され、原作・劇場版の双方で改良が繰り返され、最もコナンが使用する便利アイテムへと変化しました。
 
 

ターボエンジン付きスケートボード

劇場版『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』

(引用:劇場版『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』より)

 
ターボエンジン付きスケートボードは当初、太陽電池で動くため日没後は使えませんでした。
 
劇場版『名探偵コナン 世紀末の魔術師』では、前もって充電しておけば日没後も30分間は走行可能な仕様にグレードアップしています。
 
 

ボール射出ベルト

劇場版『名探偵コナン 異次元の狙撃手』より

(引用:劇場版『名探偵コナン 異次元の狙撃手』より)

 
ボール射出ベルトはサッカーボールが飛び出す便利アイテム。
 
当初コナンは使うことはなさそうと言っていましたが、劇場版『名探偵コナン 異次元の狙撃手』では花火機能まで追加され、特に劇場版ではなくてはならないアイテムとなっています。
 

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『名探偵コナン』時代の変化で“アップグレード”したものとは?長寿連載ならではの楽しみ方!