直面している苦悩から脱却し、幸せな生活を送るにはどうしたらよいか。

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 仏教で、「因果」は過去の行いと報いを指し、大乗仏教の学派の一つ瑜伽行唯識学派は、「因果」は人間存在の心の主体である阿頼耶識という潜在意識に蓄えられると説く。

 すべての事の発端である、「因」が潜在意識に入ると、将来の結果が生ずるべき「縁」が生じる。

「縁」が生じた結果が、あらわれることを「生起」。「因・縁」を示す「因縁生起」を略して「縁起」という。

「過去」の出来事のすべての原因には、「縁」があることを釈迦は原始仏教経典『相応部経典』の一節で、

「此(これ)に因(よ)りて彼(か)れ有り、此れ無くんば彼れ無し。此れ生ずれば彼れ生じ、此れ滅すれば彼れ滅す」と、「縁起」の法則を示している。

「此」は「煩悩」をあらわし、「彼」は苦を指す。そのこころは、

「煩悩が有れば、苦しみが有り」

「煩悩が無ければ、苦しみが無い」

「煩悩が生じれば、苦しみが生じ」

「煩悩が滅することで、苦しみが滅す」

 過去の行いに応じてそれ相応の報いがあるということを「因果応報」。

 親の過った行動の結果が、子供に災いを及ぼすことを「親の因果が子に報いる」。

 惚れてしまった以上、どんなに困難が待ち受けていようがやむを得ないことを「惚れたが因果」などの諺もある。

 天地間に存在するもののすべては、留まることなく変化し続ける。

「万物流転」とは古代ギリシアの哲学者、自然哲学者・ヘラクレイトスが遺した言葉である。

 因縁を良い方向へと流転させる術が、私たちが保持する基本的な能力には備わっている。

 人が読んだり、書いたり、言葉にすることは、相当な威力があり、人類が地球史上でかつてない繁栄を手にできたのは、この3つの力を共有したことによる。

 読む力は人を豊かにし、生きる力となる。

 書く力は人を確かにし、人や社会、国家を動かし、その影響力は時空を越える。

 言葉の力は人を機敏にし、一個体の限界を超える成長を促す。

 言葉は心と連動しており、それは人間の力の根幹を成すもので、自分自身の意識や思考、信条を変えるだけでなく、世界に影響を与える力を秘めている。

自身の心の情態を理解する

 人は健康でありたい、好きな異性からの愛情を得たい、金持ちになりたい、人生で成功したい・・・と願いながら現実には、それらをなかなか得ることができない。

 努力することは当然であるが、努力のみで善果が得られるとは限らないのが世の中である。

 快事を為すためには、まずは目標を明確にしながらビジョンを描くことが肝腎であるが、まずは自身の心の情態を理解しておきたい。

 人の心には2種類の感情がある。

 人間はネガティブとポジティブの2つの思考や感情を併せ持ち、片方は明るく、一方は暗い。片方は暖かく、片方は冷たい。

 古代ギリシアの哲学者・プロタゴラスは、「人間は万物の尺度である」と言った。人はそれぞれの主観によって物事の見方や考え方が異なるものである。

「地獄の底から天国は見えない」というのはネガティブな視点であり、「雲の上はいつも晴れ」と言えばポジティブな見方である。

 貧乏、病気、失敗、愚痴、怒り、落胆はネガティブな思考に陥りがちとなり、一方、成功、富、喜び、寛容、愛などはポジティブの感情と結びつきやすい。

 だが、ほとんど多くの人が自分自身の思考と感情の状況を、立ち止まって省みることは稀なため、自身の心の状態がポジティブかネガティブであるかは、普段あまり自覚しにくい。

 社会生活において、相手に対して共感し、寛容であること。また、相手を貶めるような言動を慎むことが、良い人間関係を持続させる基本だ。

 しかし、学校や職場などでも、気にくわない人間を無視したり、悪評を流したり、相手に言葉による精神的ダメージを加えるなどということは、いつの世の中でも日常的に存在する。

 人間は集団化して社会を構成している。

 他者と一緒にいることで安心したり、自分の存在価値を感じたりもする一方、禍の多くは、人間関係から派生する。

 私たちの心の中には一本の物差しがあり、その物差しは若干の差異がある。

 一方、社会秩序や道徳観念などの基準は、概ね同じメモリーを共有している。

 地域コミュニティ、職場、学校、家庭、などでの悩みの9割は、人間関係によるものだ。

 そのほとんどの原因は、相手の発言や振る舞いにあり、自分と他者との物差しの基準が異なることによる。

 自分の物差しは多くの場合、その尺度を基本的な基準とし、相手の言動が自身の基準と差異が見受けられれば、不快感や悪印象を抱く。 

 他者へのいじめや暴力、誹謗中傷などのネガティブな攻撃が生じやすいのは、私たちの心の中にはネガティブな思考や感情が7割を占めるためといわれている。

 人がマイナスの感情を抱きやすいのは、常日頃、私たちは「こうありたい」とプラスのビジョンを描く傾向にあるのがその要因のようだ。

 人の心の中のプラスとマイナスの感情は表裏一体で、例えば洒落た新しい服を着て外出したら、雨が降り出したとする。

 たいていの人は、「せっかくの服が濡れて嫌だな」と感情は外からの刺激により誘発される。

 つまり、自身を悩ますものは外の世界の現象で、その影響により様々な感情が芽生える。

 だが、人の感情は視点や思考を変えることで、意識も変えられる。
 
 雨が降れば、視点を「気温が下がり過ごしやすくなった」とか、「道ばたの花が濡れて風情」と思考を変えることで、気持ちを明るくする。

 来る日も来る日も、毎日が楽しく平和で良い日が続くことを、「日々是好日」という。

 だが、毎日毎日が素晴らしいということは、本来ならばあり得ないことである。それをあえて、毎日「ありがたい」と矯めれば、「日々是好日」となる。

「有り難い」は、「有ることが難しい」ことであり、滅多にないという意味である。

「有り難い」気持ちで、心を他者にくばることを心施(しんせ)という。

 心施は、「無財の七施」の一つで、その施しは人のためだけではなく、自身の心を高め、周囲の人の心をプラスに変える効果がある。

「無財の七施」とは、

① にこやかな顔で接する、「和顔悦色施(わげんえつじきせ)」。

② やさしい言葉で接する、「言辞施(ごんじせ)」。

③ やさしい眼差(まなざ)しで人に接する、「眼施(げんせ)」。

④ 自分の身体でできることで奉仕する、「身施(しんせ)」。

⑤ 他のために心をくばる、「心施(しんせ)」。

⑥ 席や場所を譲る、「床座施(しょうざせ)」。

⑦ 自分の家を提供する「房舎施「(ぼうじゃせ)」。

『心地観経』には、「施し」をする者とされる者とが共に喜ぶことで、初めて施しの意義が成立すると示している。

「無財の七施」の実践は、金銭や物資がなくても人の心に「和」をもたらし、誰でも直ぐにできる「生きた施し」であり、施した人に周囲から品性と徳性を賞され、施された人は瞬時に心が穏やかになる営みといえよう。

若さを保つ名誉欲、権勢欲、好奇心

 自分が望むものを得られない人は、自身の能力に気付かず、無意識に自らの能力を「自分にはこれくらいの力しかない」と、自身の心を枠の中に入れてしまい、自ら制限していることも一つの要因かもしれない。

 太古の昔より、「自分が有能であると信じる人は有能になる」という黄金律が存在する。

 その法に自身を当てはめるには、まず自分を閉じ込めている限界の枠を取り払うことが肝要である。

 しかし、「自分の能力はこの程度しかない」などと、長年にわたり意識の奥深くに刷り込まれていれば、限界の枠を突き破るのは難しい。

 自分を制御している枠を取り外すには、まず人の言うことを気にせずに受け流すことから始めるとよい。

 動物の多くは群れを作るという社会体系を構成して生きている。

 人が周囲や世間の評価を常に気にしたり、名声を得ようとしたりするのは、人間が社会の中で疎外されずに生きたいという蝟集(いしゅう)心理による。

 中国・後漢の孝明帝の時代の約2000年前、中国で初めて翻訳された経・四十二章経は、

「人の情慾に随(したが)って、華名(かめい)を求むるは、譬(たと)へば香を焚きて、衆人其(もろびとそ)の香を聞けども、しかも香の自ら以(もっ)て薫(けぶ)り、自ら燃えたがるがごとし」

 と、名声を求める人の心を戒める。

 だが、人の心は過去も現在も変わらず社会生活の中で、名誉欲や権勢欲を満たそうと活動する。

 それは「自分は重要な人間である」、「自分は人より優れている」と相手や周囲に思われたいと願う心による。

 そうした欲求は、年を重ねて性欲が衰え、食欲が衰え、金銭欲が衰えたとしても顕在し続ける、強力な欲望で若さと気力の源となる。

 名誉欲や権勢欲は、突き詰めて言えば生き残るための欲望といえる。

 生物の身体は遺伝子の乗り物であり、群れで生活する動物が、互いに競い合うのは遺伝子を残すためといわれている。

 では、遺伝子を理解していない動物たちは、何のために雄同士、あるいは雌同士で競い合うのか。

 それは、「地位」のためとされる。

 集団で高い「地位」を獲得した強い個体は、食料や生殖の相手を手にすることで、生存の可能性が上昇し、生殖により子孫を残せるのだ。

 人間も野生動物と同様、日常的に競い合う社会構造の中で生活している。

 だが、人は学歴が高く、能力があり、実績があるというだけで、出世競争に勝利するとは限らない。

 では、同じ組織の中でライバルたちと、学歴、能力、実績がほぼ同レベルであるならば、そこから一歩抜け出るにはどうしたらいいのか。

 一番手っ取り早いのは、上司に自分を引っ張り上げてもらうことだろう。

 上司に引っ張り上げてもらったり、新規の取引先を獲得したりするには、まず、自身がその対象となる相手の心を掴むことから始まる。

 相手の気持ちを掌握する手法に、「五せる」というのがある。

 これは、戦後、役人を懐柔するために、よく用いられた手法で、それは、

・「食わせる」は、料亭など高級な店でご馳走する。

・「飲ませる」は、宴席をもうけてホステスや芸者をあげる。

・「握らせる」は、金品を渡す。

・「抱かせる」は、女性に夜伽をさせる。

・そして最後に、「威張らせる」といった5つの『~させる』が、その名の由来である。

「五せる」は懇到された側に対し、「価値のある存在である」、「人より優れた部分を持っている」と、相手の名誉欲や権勢欲をくすぐることで、人心掌握を図る手法である。

夢をかなえる黄金律

 名誉欲や権勢欲と同じく、若さと気力の維持につながるのが好奇心である。

 好奇心とは、文字通り「奇なるものを好む心」であり、自分が持っている知識と知らない情報との空白が生まれることで、その空白を埋めたいという欲求である。

 大人になるにつれて人は好奇心を失う。

 その原因は脳の中でも、特に前頭葉と呼ばれる部位が老化するためとされる。

 好奇心が乏しくなると、情報の刺激に対して緩慢になり、周囲に対しても反応が鈍くなる。

 人間が文明を発展させてきた本能的な衝動が好奇心であり、それは年齢が下るほど旺盛になる。

 子供に勉強やスポーツで、よくできたら「素晴らしい」「すごいね」と褒める教育の方が叱る教育よりも効果があるとの報告がある。

 褒めることで子供の自尊心は高まり、「自分はこういう力がある」という自覚と気力が生まれ、もっと知りたい、挑戦をしたい、さらに上手になりたいと、やる気が起きる。

 褒めることで、やる気が起きるのは子供だけではない。

 上司や友人、夫婦、両親など、すべての人にあてはまる。

 それは金品を送ったり、ご馳走したりするのと異なり、いつでもどこでも限度なくできるものだ。

 人は褒められることで、心が豊かになり、それは生きる力となる。

 そして自信が生まれることによって、人は人生をより確かなものとし、その影響は時空を越える。

「相手を認めて心から褒める」ことは、2600年前に釈迦が説いた「利他」の精神に通じる。

 褒めることが相手の心を穏やかにすることは、3500年前インダス文明のバラモン教聖典、3000年前ペルシャ・ゾロアスター教、2500年前中国の孔子、そして道教の老子、そして2000年前にはイエス・キリストも説いている。

 相手を心から褒めること。それは、学歴、身分、能力、実績を超えて、自身の夢を叶えるための、「黄金律」なのである。

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