千原兄弟の千原ジュニアによる、約30年前のエピソード“お笑いストリートファイト事件”をもとに番組化された「お笑いストリートファイト」#5が、ABEMA SPECIALチャンネルにて8月23日に放送された。

【写真】勝負の機会をゆずり続けるアルコ&ピースの平子祐希

本番組では、神奈川綾瀬市の全面協力のもと、リアルな街を舞台に、総勢30名の芸人たちがお笑いの真剣勝負“お笑いストリートファイト”を行う。大喜利、モノボケ、エピソードトークなど幅広いお題のなかで、どちらがおもしろい芸人なのかを競っていく。この熱きお笑いバトルの様子を、立会人を務める千原に加えて、フットボールアワー後藤輝基、お笑い好きの日向坂46の佐々木久美とINIの池崎理人がスタジオで見届けた。

■初戦を終えた全チーム

全チームが初戦を終え、お笑いバトルで勝ったチームが負けたチームを吸収し、1チームが3名から6名となり、幅広い芸風の芸人たちが結集し、よりパワーアップしたお笑いバトルが開幕した。本放送回では、笑い飯の西田幸治が率いる西田チームと、安田大サーカスクロちゃんが率いるクロちゃんチームの総勢12名の芸人たちが、ホームセンターを舞台に大激突した。

対戦チームを探すべく街にくり出すと、クロちゃんチームのアルコ&ピースの平子祐希は「自信のないヤツらが誰にもカチあわないと思って、住宅街に逃げ込んでいる可能性があるからな」とチームメイトにそれっぽく声をかけるも、それをスタジオで見ていた千原は「平子は“ガワ”はうまいねんな」と初戦で苦戦していた平子にツッコミを入れていた。

ついにふた組がホームセンター前で出会うと、平子は「リーダーの西田さん以外、いろいろなやんでそうなヤツらばかり」「なんかフワフワしてんな。各々がかたまってねぇんじゃねぇか?」と強気な態度だったが、いざバトルが始まると、千原が出したお題を前に「この勝負はキャラを持っている人のほうが有利だから」「ここはマジで俺の出番じゃない」と勝負の機会をゆずり続ける。

さらに、「じゃあ、そのネタでいこう」「エピソードがあるなら出たほうがいいよ」とチームを仕切り出すと、チームメイトのオダウエダの小田結希は「出ない理由が多すぎます…」とあきれる。千原も「スピンオフ企画で『平子のギャラを取り返しにいく』ってやらない?」ときびしいひと言を投げかけていた。

クロちゃんチームの負けが続きあとがなくなると、クロちゃんや3時のヒロインの福田麻貴の「平子さんにいってほしい」とのお願いに、ついに参戦を決意した平子は、ホームセンターの商品で物ボケに挑戦した。対戦相手である西田チームのジェラードンのかみちぃは、両チームの笑いをかっさらい、千原も「最高!素晴らしい」と高評価をつける。

平子へプレッシャーがのしかかると、福田は「大丈夫かな?あの人は“イップス”になってるから」と心配そうに見つめる。その不安は的中し、平子はあわてふためいてしまう。「見たことのない顔をしてる」「この勝負、ぜったいに勝ちだろ」と余裕の表情の西田チームに、窮地に立たされた平子は、このバトルにおける“禁じ手”を使い、現場は騒然となる。捨て身で挑んだ平子の勝負の行方を見ることができる。

■今回のバトルでは

また、「アルバイト」にまつわるエピソードトークにクロちゃんコロコロチキチキペッパーズのナダルが挑戦する。

クロちゃんは「バイトをしたことがあまりない…」と苦悶の表情を浮かべながらも、「僕は声が高いので、女性と偽って“男性と電話で会話する仕事”ができないかな?と思い、そのバイトをしてみたことがある」と衝撃のエピソードを披露した上で、「電話相手にめちゃくちゃやさしい人がいたので、その人と会ってみた」と語り、さらに芸人たちをあ然とさせていた。

加えて、今回のバトルでは「写真を見てひと言」のお題が初登場し、ひらめきが求められるとともに、どちらかが「参りました」を発するまで続く泥沼の対決に、百戦錬磨の芸人たちも大苦戦していた。

※池崎理人の“崎”は立つ「崎」

#5が放送された「お笑いストリートファイト」/(C)AbemaTV,Inc.