Matthewsは、スチールカメラマンやコンテンツクリエイターの撮影現場でのユニークなニーズに対応する「Mini Boom Rolling」キットを発表した。各パーツはそれぞれ作業を容易にするよう設計されているが、組み合わせることで1つの効率的な時間節約ツールとなり、撮影現場で必要な場所をスムーズにスライドできる。同キットは、フォトグラファーが撮影の流れや勢いを維持しやすいように、撮影中にキーライトの位置を変更するスピードと手軽さを追求するように設計されたという。スムーズなローリングが可能な3輪ベースは、多方向にロックできるキャスター付きで、40インチのCスタンドライザーを搭載。その上には5/8 "のベビーピンがあり、洗練されたミニブームとライティング調整に必要なすべてのグッズを保持できる。

著名なフォトアーティストであるジェレミー・セーファー氏にインスパイヤされたMini Boom Rollingキットについて、セーファー氏は次のようにコメントしている。

セーファー氏:Mini Boom Rollingキットは、多くの潜在的な問題を解決してくれます。ベース、ライザー、アームの多用途性は、被写体から約3m以上上でも、バルコニーで被写体を照らしても、部屋のどこにでもライトをセットできることを意味します。重いライトを動かす必要があるときは、ロールウェイベースがすべての重量を受け持ち、あらゆる方向にスムーズに動くので、指で軽く押すだけで動かすことができるのです。

Mini Boom Rollingキットは、ランウェイベース、40インチC+ライザー、ミニマットブーム、10ポンドボアバッグの4つの必須用具の組み合わせ。転がりの少ないランウェイベース(6152mm)は、ポジVロックジュニアレシーバーに直接取り付けた照明器具(最大113kg)をサポートする。3つのノンマーキング、ロック付きTenteキャスターは、まっすぐなトラッキングと確実なロックを提供。重量は9kgで、812mmまで拡張でき、508mmまで折り畳める。

40インチC+ライザーは、人間工学に基づいたT字型ハンドル、補強されたスチール製スレッドカラー、3/8"-16スレッドチップを備えたローレット加工5/8"ベビーピンなど、定評あるMatthewsのスチール製Cスタンドの特徴である強度と信頼性を提供。約115cmから280cmまで伸長可能。

付属のミニマットブームは、照明器具やストロボを簡単に調整できるソリューションだという。5/8"ベビーピンに取り付け可能で、115cmから203cmまで伸縮し、5/8"ピンで終端する。スチール製の強化スレッドカラーは、T字型ハンドルからのしっかりとした食い込みを確保し、セットスクリューとV字型真鍮ブレーキは耐久性のある3点接触を可能にする。ローレット加工されたベビーピンが安全な取り付けを保証する一方、リアフックはバランスを取るためにサンドバッグを保持。

安定させるために、4.5kgのボアバッグを同梱。汎用性の高いスチール製ショットバッグは、スタンド、支柱、ブレース、Tハンドル、アーム、ブームの根元に素早く巻き付けることができる。

Matthewsの機材は、溶接、コーティング、研磨、組み立てが施されたスチール製コンポーネントを含む、トップグレードの工業用素材からタフに製造されているという。キャスターホイールはノンマーキングで、キャスターの位置と回転方向でロックされる。ブレーキは3点安全ロックを保証。Mini Boom Rollingキットは、カリフォルニア州Matthewsバーバンク本社で製造され、品質管理されている。

2023年9月6~7日にニューヨークで開催されるBILD Expo(ブース番号228)のMatthewsブースで、Mini Boom Rollingを展示予定。

Matthews、「Mini Boom Rolling」キット発表