アメリカ、ワシントン州の郵便配達員が、子猫を助けた後に購入した宝くじで、見事1億円(71万7500ドル)に当選したという幸せなニュースが舞い込んだ。
この配達員男性は、いつものルートで郵便物を配達していたところ、狭い場所の奥から2日連続で子猫の鳴き声が聞こえてきたため、助け出してポケットに入れながら勤務をし、自宅に連れ帰ったという。
男性は子猫が幸運を運んでくれたと信じており、猫に感謝し、永遠の家族に迎え入れた。
ワシントン州ピアース郡の首都、タコマで郵便配達員として働いている、ジョセフ・ワルドヘラさんは、配達の途中、子猫が鳴いている声に気が付いた。
探し回ったもののどこにいるか特定できなかったという。ところが翌日も同じ場所で鳴き声が聞こえてくる。
ワルドヘラさんはこのままでは子猫が弱ってしまう可能性があることから、必死にあたりを探し回った。
すると小さな隙間に閉じ込められている子猫を発見。彼は子猫を自分の着ているシャツのポケットに入れて保護した。
配達中は、急いで子猫に餌や水を与えたりしながら、ポケットで眠らせていたという。仕事が終わると自宅に連れ帰った。
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子猫が幸運を運んできた?宝くじで1億円が当たる
ワルドヘラさんは子猫を保護した翌日、仕事終わりにコンビニに立ち寄り、何気なくHit 5の宝くじを購入した。
数日後、妻とチケットを確認したところ、なんと1億円(71万7500ドル)の大当たり!この奇跡のような当選は、子猫のおかげだと彼は確信している。
当選したお金は両親の支援と慈善団体に寄付する予定
子猫はピーチーズと名付けられ、ワルドヘラさんの家の新たな家族に加わり、幸せに暮らしている。
ワルドヘラさんはこの当選金を、退職した両親の手助けや、慈善団体への寄付に使う予定だと話している。
「私と妻は必要なものは全て持っています。子猫がもたらしてくれた幸運を、他の人たちと共有したい」と彼は「walottery」に語った。
思いやりの心や愛情は、時として運を呼び込むことがあるようだ。
日本でも前足で人を招く猫の形の置物「招き猫」が縁起物とされていたけれど、この子猫はもしかしたら右手(右前脚)を挙げていたのかもしれないな。
written by parumo
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