先日、現在放送中のNHK連続テレビ小説らんまん』の最終章に出演することが発表され、大きな話題を呼んでいる乃木坂46遠藤さくら10月3日には1st写真集『可憐』(集英社)が発売されるなど、個人としての活躍が目覚ましい。そこで本記事では、彼女の女優としての活躍にフォーカスしつつ、その魅力を紐解いていきたい。

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この度、遠藤の出演が発表された『らんまん』は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。愛する植物のため、一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎神木隆之介)とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描く物語だ。これまで、ひかりTVオリジナルドラマ『ボーダレス』(2021年)や、ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日系/2022年)などに出演し、女優業にも挑戦してきた遠藤が今回演じるのは、万太郎と寿恵子の娘である槙野千歳。母親ゆずりのしっかり者で、万太郎の助手となる山元虎鉄(濱田龍臣)とのちに結ばれ、その妻となる役どころだ。

朝ドラと言えば、山下美月が2022年度後期のNHK連続テレビ小説舞いあがれ!』で、ヒロイン・舞(福原遥)の幼なじみである望月久留美役で出演して注目を集めたことも記憶に新しい。山下に続く朝ドラ出演はファンにとっても驚きだったようで、SNSでは、「さくちゃんすごい!」「乃木坂からまた朝ドラ女優が」「これはめでたい」など、数多くの反響があった。今回の朝ドラ出演にあたり、遠藤は、「共演の方々はとにかく優しく温かく、素敵な現場に刺激と学びをいただけていること、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」「千歳として、その一員になれていることを噛み締めながら、皆様に精一杯ついていけたらいいなと思っています」とコメントしており、実力派キャストと共演する経験は遠藤にとって実りあるものとなるのではないだろうか。

なお、遠藤は今年配信されたFODオリジナルドラマ『トラックガール』では主演を務めている。同作は、22歳の女性トラック運転手“トラックめいめい”のSNSアカウントを原案として制作されたドラマで、人生をいつもポジティブに過ごす女性トラック運転手と愉快な仲間たちの日常をハートフルに描いたストーリー。遠藤が演じたのは、ファッション業界への就職を夢みていたものの、その給与水準の低さに驚き、「洋服は作る側じゃなく、消費する側に回る!」と、トラック物流業界に飛び込んだ主人公・鞍手じゅんだ。お酒が大好きなじゅんが仕事終わりの1杯を豪快に飲むシーンが見どころの1つでもある同作だが、視聴者からは、「いろんなさくちゃん見れて最高だった」「普段のさくちゃんとは全然違う姿が 見れて嬉しかった」などの好評の声も多かった。自身とは異なる役柄に体当たりで挑んだことは、遠藤が女優として成長するきっかけになったのかもしれない。

2023年は、ドラマ主演、そして朝ドラらんまん』への出演と、女優としての活躍が目立っている遠藤。これらの経験を活かして、さらなる幅広い活躍を見せてくれそうだ。

乃木坂46遠藤さくら『らんまん』最終章に出演決定で話題沸騰!女優としての成長に期待