9月1日最終話を迎える金曜ナイトドラマ『警部補ダイマジン』(テレビ朝日系)の主演・生田斗真と、同枠で10月スタートの『今日からヒットマン』に主演する相葉雅紀が、バトンタッチセレモニーを行った。

【写真】一緒に初舞台を踏んだ“盟友”相葉雅紀&生田斗真、バトンタッチに照れくさそうな笑顔

 弱みを握られたことで、すっかり“召使い”に成り下がった正義感の強い熱血警部補・ダイマジンこと台場陣(生田)と、彼の“ご主人様”として君臨するドSな特命捜査対策班の室長・平安才門(向井理)。そして、この最凶コンビの仲間となった刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)が、巨悪に立ち向かっていく、鬼才・三池崇史監督による超過激なピカレスク・サスペンスドラマ『警部補ダイマジン』。

 一方、漫画家・むとうひろしによるガンアクション漫画の最高傑作を相葉主演で完全ドラマ化した『今日からヒットマン』。平凡なサラリーマン・稲葉十吉(相葉)が、ある日突然、伝説の殺し屋の名を継ぐことになり、会社員とヒットマンとの二重生活を余儀なくされる…。相葉雅紀が初のガンアクションで新境地を魅せるアクション・コメディ・ドラマとなっている。

 歴史ある「金曜ナイトドラマ」の、2023年の7月期・10月期を担う両作だが、今回、それぞれの主演である生田と相葉によるバトンタッチセレモニーが行われた。

 生田と相葉は、ともに中学生時代、舞台『スタンド・バイ・ミー』(1997)で初舞台を踏んだ仲。そこから今日まで親交を続けてきた盟友だけに、この日も対面すると笑顔で冗談を言い合いながら熱い握手。写真撮影の際も、互いに高いテンションで、大盛り上がりとなった。

 心境を聞かれた生田は「僕と相葉君は、初舞台を一緒に踏んでいるんです。僕が中学1年、相葉君が中学3年の時でした。当時まだ、右も左もわからない時期で、いつも稽古場で演出家の方に怒られていた時代からの仲ですので、こうやってテレビ朝日を代表するようなドラマの枠のバトンを渡せるというのは、ちょっと変な感じもしますが、うれしいです」と、感慨深げ。

 また相葉も「単純に生田斗真からバトンが受け取れるのはうれしいですね。初共演は『スタンド・バイ・ミー』という舞台でしたが…あの頃は酷かったですからね(笑)。それが、こうしてバトンを繋ぐことができているんですから。これほど、うれしいことはないですよね」と、喜びを語った。

 ついに「44」の真の目的が露わとなる『警部補ダイマジン』の最終話。生田は「本当にここまで、三池監督はじめ、素晴らしいキャストの皆さんと物語を紡いできました。最終回は、何かを感じていただける回になっていると思います。これまで一緒に走ってきた皆さんと、綺麗にゴールテープを切りたいと思っています。よろしくお願いします!」と意気込む。

 10月に『今日からヒットマン』の初回放送を控える相葉は、「ガンアクションというジャンルは、僕のイメージにないと思うんです。アクションあり、コメディ要素もありですので、『相葉が本当にやれるのか!?』とハラハラドキドキ楽しんで観ていただければと思っています!」とアピール。

 アクションに関しては「ブルース・リー生田斗真か」と語るほど生田に一目置き、『警部補ダイマジン』も羨望のまなざしで観ていたという相葉だが、生田からの「初めてのガンアクションがメインとなる作品と聞いていますので、ケガとかが心配ですし、睡眠時間も中々取れないでしょうから、たくさん寝て、ご飯もたくさん食べて(笑)、体に気をつけて頑張ってほしいです」というエールを笑顔で受け取り、見事にバトンは生田から相葉へと受け渡された。

 大盛り上がりとなったバトンタッチセレモニーの様子は、本日8月29日12時から「テレビ朝日公式YouTube」と「TVer」で特別公開される。生田と相葉の仲睦まじい様子、そして生田が語る『警部補ダイマジン』の最終回のみどころと相葉が語る『今日からヒットマン』の意気込みをチェックしてみてほしい。

 金曜ナイトドラマ『警部補ダイマジン』最終回は、テレビ朝日系にて9月1日23時15分放送。金曜ナイトドラマ『今日からヒットマン』は、テレビ朝日系にて10月より毎週金曜23時15分放送(※一部地域で放送時間が異なる)。

 ※生田斗真相葉雅紀のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

生田斗真(『警部補ダイマジン』台場陣役)

 僕と相葉君は、初舞台を一緒に踏んでいるんです。僕が中学1年、相葉君が中学3年の時でした。当時まだ、右も左もわからない時期で、いつも稽古場で演出家の方に怒られていた時代からの仲ですので、こうやってテレビ朝日を代表するようなドラマの枠のバトンを渡せるというのは、ちょっと変な感じもしますが、うれしいです。
 
 『警部補ダイマジン』は、三池崇史監督はじめ、三池組のスタッフの方々が本気でドラマを作ったという作品でしたので、やっぱりオンエアを観ていても普通のドラマにはない“ヤバい香り”のするドラマといいますか、本当にこれをテレビで流していいの?とドキドキするような、そういった作品に仕上がったなという印象があります。スタッフ、共演者がかなり熱い時間を過ごしたなというのはありますね。

 本当にここまで、三池監督はじめ、素晴らしいキャストの皆さんと物語を紡いできました。最終回は、何かを感じていただける回になっていると思います。これまで一緒に走ってきた皆さんと、綺麗にゴールテープを切りたいと思っています。よろしくお願いします!

 そして、相葉君が主演の『今日からヒットマン』は、初めてのガンアクションがメインとなる作品と聞いていますので、ケガとかが心配ですし、もちろん、睡眠時間も少ないでしょうから、たくさん寝て、ご飯もたくさん食べて(笑)、体に気をつけて頑張ってほしいです!

相葉雅紀(『今日からヒットマン』稲葉十吉役)

 単純に生田斗真からバトンが受け取れるのはうれしいですね。初共演はお互いの初舞台である『スタンド・バイ・ミー』という作品でしたが…あの頃は酷かったですからね(笑)。それが、こうしてバトンを繋ぐことができているんですから。これほど、うれしいことはないですよね。

 10月からスタートする『今日からヒットマン』は漫画が原作なのですが、すごく設定が面白くて、ハラハラドキドキさせられるような展開だったりするので、そのいいところがドラマにも反映できるように、スタッフ・キャスト一同力を合わせて頑張ります! ちなみに、アクションといえば、僕の中ではブルース・リー生田斗真かというくらい。これは冗談ではなく、斗真は韓国まで行ってアクションの練習をしていますから。昔から、それくらいアクションには力を入れていましたからね。『警部補ダイマジン』も、すごいなぁと思いながら観ていました。

 ヒットマン役やガンアクションというジャンルは、僕のイメージにないと思うんです。「相葉が本当にやれるのか!?」って注目していてくださいね。アクションあり、コメディ要素もありですので、ハラハラドキドキ楽しんで観ていただければと思っています!

『警部補ダイマジン』生田斗真⇒『今日からヒットマン』相葉雅紀へバトンリレー (C)テレビ朝日