「ねえ、千葉に新しいホテルがオープンするらしいよ!」

ある日、同僚のぶーちゃんに言われ、送られてきたURLをクリックしてみると出てきたのは、ラグジュアリーなプールが広がるリゾートホテル「BOTANICAL POOL CLUB(ボタニカル・プール・クラブ)」。

せっかくだから2人で行ってみようよ」。そんな誘いを受けて、10年ぶりに水着を引っ張り出して向かったホテルが、あまりに非日常すぎたので、その様子をお届けしたいと思います。

■300種類を超える植物が迎えるボタニカルホテル

東京から車で約1時間半、千葉の内房エリアにオープンしたばかりの「BOTANICAL POOL CLUB」は、1日中水着で過ごせる “プールクラブ” をテーマに、ユニークなボタニカルに囲まれたプールをオールシーズン楽しめるホテルです。

到着すると、南国を彷彿とさせる野生感あふれる植物がお出迎え。なんと施設内には、300種類を超える植物が植えられているそう。季節によって、異なる植物を楽しめるので、プール好きだけでなく、植物好きにもたまらないスポットとなっています。

■プール好き必見! 非日常が楽しめる2つのプール

このホテルを語る上で欠かせないのがプール! 思わず「ここは日本?」とこぼれてしまうようなラグジュアリー感あふれるメインプールを2つ完備しています。

プールサイドのパームツリーが反射する「BLACK POOL」は、その名の通り“漆黒のプール”で、内房の海とひとつなぎのような景色を楽しむことができます。しかも、プールに浸かりながら、海に沈むサンセットを眺めることもできるというのだから、特別な時間を過ごせること間違いなし。

奥に進むほど水深が増していき、一番奥は169cmあるぶーちゃんでもつま先立ち状態。泳ぎに自信のない人は浮き輪を使って楽しんだ方が安心かも。

もう一つの「SIGNATURE POOL」は、浮き輪に揺られながらプールを楽しんでも良し、ドリンク片手にプールサイドでのんびり過ごすのも良し。大人の楽しみ方を満喫できるプールとなっています。

大人であれば足がつく深さなので、安心して誰でも入ることができるはず。ビーチボールも用意されているので、プールの中でビーチバレーをしても楽しそう。

冬場はプールサイドのパラソルがパラソルヒーターに、プールは温水に変わるのだとか。年間通してこの雰囲気を楽しむことができるのは、プール好きにはたまりませんよね!

さらにプールサイドには、24時まで営業の「POOLSIDE BAR」を完備。シャンパンカクテル、ビールなどのアルコールが楽しめる他、フィッシュ&チップスフレンチフライ、サーロインステーキバーガーなどのプールスナックも用意。大人ならではのプールの楽しみ方が可能です。

泳ぎ疲れて、ゆっくり休みたいという方には、「POOL HOUSE」もおすすめ。冷暖房完備のプライベートなスペースで、プールや植物を眺めながら、贅沢なひとときを過ごすことができますよ。

■水着のまま1日過ごせる防水仕様の客室

プールがここまでよかったら、お部屋も……と期待してしまいますよね! もちろん、お部屋も期待通り。今回、私たちが宿泊したプールヴィラ(全4部屋)は、メゾネットタイプのお部屋で、なんとヴィラ宿泊者専用のプールも完備されていました。

大人4名、子ども2名まで宿泊可能なので、ファミリーでの利用はもちろん、女子旅にもぴったりのお部屋です。しかも、どの部屋も床や家具が防水仕様になっているので、水着のままでも気にせずソファに座れるのもうれしい!

さらに各部屋には、オリジナルアメニティを用意。ボタニカルなホテルならではの自然由来のアメニティなので、子どもから大人まで安心して使うことができますよ。

■プールから直行できる本格サウナ

プールに特化したホテルということは伝わったかと思うのですが、なんとプール以外にもおすすめポイントが……!

なんとプール上がりの体を温めてくれるサウナがあるのです! 水着のまま入ることができるので、プールから直行……なんてことも可能。

さらには、水風呂の他に、南国感漂う木々を眺めながら整うことができる外気浴スペースも完備しているので、サウナ好きも満足できること間違いなし。

■プールで冷えた体を温めてくれる料理

気になるディナーは、「BPC BBQ」と「HOT POT3種類(薬膳火鍋、千葉産白姫豚のオーガニックハーブしゃぶしゃぶ、チーズフォンデュ」を用意。今回はプールで冷えた体を温めてくれる火鍋をチョイス。ピリ辛の黒胡麻麻辣スープと、濃厚な緑白湯スープで、千葉県産のハーブや、ラム肉・鶏肉を堪能することができます。

朝食は、ボックスに入ったサンドイッチスープ・コーヒーを用意。サンドイッチはオリジナルのボックスに、スープとコーヒーはタンブラーに入って提供されるので、プールサイドやお部屋、ラウンジなど、お好きな場所で優雅なモーニングを過ごせます。

■10年間プールに入っていない人でも解放される非日常

10年間プールには行っていなかった筆者。行くまでは、1日中水着で過ごす、ってどんな感じなのだろう? と思っていたのですが、なんと筆者たちもほぼ1日中プールで過ごしました(笑)。ホテル到着後、プールに直行し、シャンパン片手にのんびり時間を過ごし、夕食後もおしゃれにライトアップされたプールで、ガチ泳ぎ。ちなみに、日暮れ後のプールは割と暗めなので、「水着姿を見られるのが恥ずかしい……」なんてシャイな方も、安心して楽しむことができますよ!

さらに、次の日も朝食後にプールに直行……。普段プールに行かない人でも、思わずプール欲を刺激される空間となっていました。

プールが好きな方はもちろん、久しくプールには行ってないけど、友達と非日常空間を楽しみたいという方にもおすすめな施設です。まだまだ夏を楽しみたい! という方は、ぜひ次の旅行先の候補にいかがでしょうか?

■施設概要

BOTANICAL POOL CLUB
千葉県安房郡鋸南町下佐久間1510-2
https://botanicalpoolclub.com/

(取材・文:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)

1日中水着で!? 10年間プールに行ってなかったアラサー女子が「プールクラブで解放された話」