7月24日に多発性骨髄腫を公表し療養していた、元経産省官僚で慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の岸博幸氏(60歳)が、8月30日に放送された「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ日本テレビ系)に久々に出演。家族から「パワーアップして帰ってきた」と言われるなど、元気だと語った。

番組のコメンテーターを務めていた岸氏が、久々に番組に登場。「お帰りなさい」という声が上がり、MCの宮根誠司が「我々が驚く以上に元気でビックリしちゃって」と言うと、岸氏は「頭がこうなった以外は元気です」と帽子を脱いで、治療によって髪の毛が抜けた頭を見せながら笑顔で健在ぶりを伝えた。

宮根が「岸さんが予定より早く退院されたので、ご病気の話とか、復帰の話もお伺いしたい」と話した後で、岸氏に病気の話を改めて尋ねると、岸氏は当初5、6週間の入院の予定だったが、実際には4週間で退院できたと話し、「私は非常に運が良い方で。人によっては(副作用の)吐き気で9週間ものが食べられない人も多いらしいんですけど、私の場合は5日間だけ。体重も減らず、家族からはパワーアップして帰ってきたと言われて。旅行にも行ってきました」と語った。