寺島進が主演を務める月曜プレミア8「駐在刑事 SP2023」(夜8:00-9:54、テレビ東京系)が9月25日(月)に放送されることが分かった。そしてこの度、北村有起哉、市毛良枝らレギュラーキャストが総出演し、元超新星ユン・ソンモ、浅田芭路らがゲストとして出演することが発表された。

【写真】北原里英がホステス役に…「駐在刑事 SP2023」に出演が決定したゲスト陣

■寺島の他、おなじみのレギュラーキャストが登場

同作は、“夏の奥多摩”の美しいロケーションを背景に、かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事、今は奥多摩の人々に“駐在さん”として親しまれている寺島演じる江波敦史が、“義理と人情”で事件解決に挑む物語。同シリーズは、スペシャルドラマとして7回、連続ドラマとしては2018年、2020年、2022年とseason3まで放送されたヒューマンサスペンスドラマで、今作は2022年10月17日放送のスペシャル以来およそ1年ぶりの放送となる。

同作には寺島の他、北村有起哉、笛木優子、藤井美菜、鈴之助、梨本謙次郎、山口祥行、徳井優、茅島成美、お宮の松、小林星蘭、玉野るな、市毛良枝とおなじみのレギュラーキャストが登場。さらに、2022年のスペシャルで初登場した警察庁捜査一課管理官・御子柴浩司役の福士誠治も引き続き登場する。

■ゲストにユン・ソンモ&浅田芭路らが決定

さらにゲストとして、韓国から旅行で奥多摩に来たパク・ジョンホ役に元超新星のユン・ソンモ、パクの娘・ミヨン役に浅田芭路、元医師・堀部工役に坪倉由幸(我が家)、北村演じる警視庁捜査一課管理官・加倉井が追う事件に関わるホステス・新川琴音役に北原里英が決定した。

寺島進コメント

――スペシャルドラマとして再び帰ってきた本作の台本を読んだ時の感想をお聞かせください。

政治では難しいかもしれないけど、ドラマの世界なら出来るかも!? 日本と韓国との友好交流関係が描かれてます。そしてそして! スペシャルドラマならではの盛りだくさんな各シーンに早く出たく、早く撮影現場へ行きたくてワクワクしていたなぁ!

――ゲストの印象、そして再び集結したレギュラーキャスト陣との撮影はいかがでしたか?

ゲストは韓国が生んだ好青年スター! ユン・ソンモ。天才子役スターの浅田芭路ちゃん。「日本統一」レギュラーの番長こと北代高士。役柄が不明としておく坪倉由幸らの面々。レギュラー陣は、前回よりもはるか上回ってそれぞれの役柄の持つ個性が際立っております! 改めて、個々を活かしてくれたテレビ東京、東通企画のプロデューサー陣、現場総指揮でもある小林義則監督はじめ全スタッフに感謝だね!

――視聴者への見どころやメッセージをお願いいたします。

笑いあり涙ありアクションあり義理人情ももちろんあり! 約10年続いてきた「駐在刑事」の中でも今回は最高傑作だと自信あります。9月25日夜8時からのオンエア、ぜひ見なさい!(笑)

■ユン・ソンモコメント

台本を翻訳してもらってゆっくり読んだら、読者としてハマってしまって、最初から最後まであっという間に読んでしまいました。ちゃんと演じられているかの判断は皆さんにお任せします。面白いストーリーが僕を通して皆さんに伝わるとうれしいです。

寺島さんとの共演は初めてでしたが、親切すぎるぐらい、毎日毎日僕をいろんなことで守ってくれて、こんな先輩と出会えたことがすごく光栄です。芭路ちゃんは本当にかわいくて女優さんとしてもとても魅力的でした。今回出演している皆さん、スタッフさんは10年間一緒にやってきたということでチームワークとエネルギーが見えて、僕は邪魔にならないように頑張りました。

ゲストとして出演したので今回でお別れするのは寂しいです、来年はどうなるかな!? 奥多摩の景色を見るのも面白いし、どんな事件が起こって結末がどうなるのか、最初から最後まで少しも見逃さないように集中して見てほしいです。

■浅田芭路コメント

台本を読んだ時、悲しい事件の中にも人を思いやる気持ちや寄り添う気持ちを感じて、悲しいけどあたたかい、やさしい気持ちになりました。撮影では寺島さんや皆さんが、ドラマ内と同じ気の合った、家族のような雰囲気で迎えてくださって、リラックスして過ごすことができました。

寺島さんはパワーが溢れていて、みんなを笑わせてくれたり「暑いから水飲めよ〜!」と声をかけてくれて、とても元気が出ました! ソンモさんは、優しく、韓国の話を聞かせてくれたりしてすぐに大好きになって、撮影が終わるのが寂しかったです。

このドラマでは困った人を放っておかない駐在さんと奥多摩のみなさんの思いやりや人を信じる気持ち、ところどころ笑っちゃう警視庁のみなさんのシーンや、かわいいワンちゃんのプールや、たくさんあると思うんですけど、奥多摩に来てミヨンとパクの2人がどう変わっていくのかをぜひ見届けてほしいです!

■坪倉由幸コメント

僕は堀部という役をやらせていただいたのですが、今までやらせていただいた役で一番最低な人間だなぁと思いました。堀部のことは嫌いでも僕のことは嫌いにならないでください。撮影現場に着くまでの景色は美しいし「バーベキュー」とか「キャンプ」と書いてある看板がいくつも現れてきて、遊びに行きたい気持ちになるんですが「オレは堀部だ! 川遊びなんかする人間じゃないんだ!」と自分に言い聞かせながら現場に向かいました。

主演の寺島進さんは見た目とは裏腹にとても優しい方で、撮影中誰よりも声を出して「暑いけどみんな頑張ろうぜ〜」とゲキを入れてくれたり、仲のいい共演者やスタッフの方をイジってみんなを笑わせたり、現場を和ませてくれていました。心優しい駐在さんとキレイな奥多摩の景色と堀部という汚い人間をぜひ見てください。

北原里英コメント

この度、「駐在刑事 SP2023」にゲスト出演させていただくことになりました。キャストさんたちの仲の良さやスタッフさんへの気持ちの許し方など、撮影中には節々からこのドラマの歴史を感じることができました。このような歴史あるドラマに参加することができて光栄です。

最初に台本を読んだときは、物語の切なさに思わず涙が出ました。自分の役の悔しさを思うと、本当に胸が苦しいです。短い出演時間の中でどれだけぶっきらぼうに、だけど確かな愛を表現できるのか、そこに向き合いました。 わたしは残念ながら奥多摩での撮影を経験できなかったのですが、完成した作品の中で奥多摩を感じるのを楽しみにしています!

■番組プロデューサー・木下真梨子(テレビ東京 制作局ドラマ室)コメント

2014年に放送開始以来、皆さんに愛されてきた「駐在刑事」が再び帰ってきます! 今回のストーリーは江波を演じる寺島進さんのアイディアが発端となり、今までの「駐在刑事」の良さと今までにない魅力が合わさったスペシャルになっていると思います。コロナ禍で遠のいていたインバウンド需要が復活の兆しを見せる今、夏の奥多摩を舞台に江波が言葉の壁を乗り越えて、事件に立ち向かいます。今回もゲストに個性豊かな方々に集まっていただくことができました。

都心で起きた事件と奥多摩の事件が一つの線で結ばれた時、全く予想できない結末を迎えますので、ぜひお楽しみに! さらに、レギュラー登場人物たちの新たな一面を垣間見ることができるスペシャルにもなっていますので、駐在ファンの皆さんにぜひ楽しんでいただけたらと思います。

■「駐在刑事 SP2023」あらすじ

2023年夏。奥多摩では外国人旅行客が増加。水根の“駐在さん”江波敦史(寺島進)も、この日は日本語が分からず困っていたパク・ジョンホ(ユン・ソンモ)の世話に追われる。内田遼子(笛木優子)の通訳で娘ミヨン(浅田芭路)と夏休み旅行中だと分かり、水根旅館に宿泊することに。だが旅行中だというのに2人は1日中部屋に籠りきりでいる。

そんな折、都内の廃倉庫で女性の刺殺体が発見される。加倉井管理官(北村有起哉)らは、遺体の状況から強い怨みによる犯行と見立てるが、凶器も身元も不明。手掛かりは体に残っていた複数の古い切り傷のみだ。時を同じくして、奥多摩でも水根渓谷の浅瀬で男性の変死体が見つかる。運転免許証を所持しており、奥多摩署の和泉玲香(藤井美菜)は事故と事件の両面で捜査を進めるが、免許証が偽造だと判明し殺人の線が濃厚に。やがて別の場所で起きた2つの不可解な事件は、意外な繋がりを見せはじめる。

寺島進主演「駐在刑事 SP2023」に出演する元超新星ユン・ソンモ、浅田芭路/(C)テレビ東京