高校生らがお菓子作りの技術とアイデアを競う「第16回スイーツ甲子園 高校生パティシエNo.1決定戦 Supported by 貝印」(主催・産経新聞社、特別協賛・貝印株式会社)の全国大会決勝が9月18日(月・祝)、日本菓子専門学校東京都世田谷区)で開催。高校生パティシエ日本一を目指す、西日本ブロック代表3チームが決定しました。

今年のテーマは「アニバーサリーケーキ」。制作条件や素材の指定はなく、記念日や特別な日のお祝いに贈りたいと思うケーキのアイデアを、全国の高校生から募りました。書類選考を通過した東西各12チームが、全国大会予選に参加し、ハイレベルな戦いを繰り広げました。

8月3日(木)に行われた全国大会予選西日本ブロックでは、福岡・兵庫・岡山・鹿児島・大阪・熊本・奈良・滋賀・京都から10校12チームが集まり、午前・午後の部に分かれて調理試験が行われました。有名パティシエによる試食審査を経て、決勝進出を果たしたのは、飯塚高等学校(福岡)の「clarte(クラルテ)」、育成調理師専門学校高等課程(兵庫)の「apprecier(アプレスィエ)」、神村学園高等部(鹿児島)の「3A(トロアン)」の3チームです。

(左から)飯塚高等学校「clarte」、育成調理師専門学校高等課程「apprecier」、神村学園高等部「3A」

飯塚高等学校「clarte」の作品名は「avenir(アヴニール)」。ウエディングケーキをテーマに、フランボワーズとホワイトチョコレートを使った甘酸っぱいスイーツを仕上げました。今年から新たに、加点項目として加わった「サステナブルな要素」を意識し、レモンは果皮・果汁・果実を余すことなく使用。フェアトレードのチョコレートも使用し、審査員にアピールしました。

育成調理師専門学校高等課程「apprecier」の作品名は「喜跡(キセキ)」。ピスタチオフランボワーズ、チョコレートと王道な組み合わせながら、7層にもなる複雑な構成の味を上手にまとめ、審査員から評価を得ました。ピエスモンテ(装飾)には、食べられる素材であるシュークリームクッキーを使って赤ちゃんの誕生を表現し、細部まで楽しめる工夫を施しました。

神村学園高等部「3A」の作品名は「桜の木の下で」。コーヒームースやヘーゼルナッツ、マスカルポーネチーズという大人な組み合わせで、自分たちの卒業と卒業後の再会を願った高校生らしいケーキを仕上げました。昨年度は予選で敗退してしまいましたが、今年はリベンジで見事に決勝進出を果たしました。

全国大会決勝は、東日本ブロック代表の3チームを合わせた6チームで行われ、「高校生パティシエNo.1」となる優勝(文部科学大臣賞)を争います。また、各協賛社による「貝印賞(貝印株式会社)」「ペコちゃん賞(株式会社不二家)」「タリーズ賞(タリーズコーヒージャパン株式会社)」「パストリーゼ賞(ドーバー洋酒貿易株式会社)」も選定されます。企業賞受賞チームには、各社とのコラボ賞品開発権や、プロのパティシエが参加する洋菓子技術コンクール優勝者発表会への招待券などが与えられます。

審査員には、大会アドバイザーの大森由紀子氏、永井紀之シェフ、鎧塚俊彦シェフの3氏に加え、予選大会を審査した8名のシェフたちも参加します。当日は、YouTube(スイーツ甲子園事務局)の公式アカウントからライブ配信(URL: https://sweets-koushien.com/live/ )を実施。プロ顔負けの高校生パティシエの技術や、有名シェフらによる審査風景などをぜひご覧ください。

「スイーツ甲子園」は、食生活の充実や食文化への理解促進、将来のパティシエ育成などを目的に、2008年から貝印が、2020年(第13回)より産経新聞社が主催しています。

「第16回スイーツ甲子園」大会概要

名称:第16回スイーツ甲子園 高校生パティシエNo.1決定戦 Supported by 貝印

主催:株式会社産業経済新聞社

特別協賛:貝印株式会社

協賛タリーズコーヒージャパン株式会社、ドーバー洋酒貿易株式会社、中沢乳業株式会社、株式会社不二家

協力専門学校岡山ビジネスカレッジ パティシエ・ブーランジェ学科、東京ベルエポック製菓調理専門学校

専修学校日本菓子専門学校岡山放送株式会社、株式会社ヒラタ

後援文部科学省

優勝賞品:文部科学大臣賞「国内・海外で使える旅行券」

配信元企業:株式会社産業経済新聞社

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