採用活動の実態把握を目的として、CareerMapをご利用中の採用責任者様に対して、採用状況に関するアンケート調査を実施しました。

「調査概要」
■実施時期 :2023年7月5日7月31日
○調査名 :2023年7月 採用動向調査
○調査対象:新卒採用をCareerMapで実施している企業様
○回答状況:回答のあった2628社について集計
○回答者 :企業の人事・採用責任者
○調査方法:アンケートフォームへのご回答

  • 採用活動の難易度は昨年に比べ上昇傾向に。

昨年の採用状況と比較すると、充足率80%以上の回答割合が3.98pt下がり、充足率20%未満の企業が6.1pt増加していることから、昨年に比較して採用に苦戦する企業が増えており、満足いく採用ができてないことがわかる。

コロナが明け、飲食業界を中心に求人が活況になっている一方で、採用活動の難易度は上昇傾向にある。

  • 内定辞退の傾向は専門学生は少なく安定、大学生は増加傾向。

昨年の採用状況と比較すると、充足率80%以上の回答割合が3.98pt下がり、充足率20%未満の企業が6.1pt増加していることから、昨年に比較して採用に苦戦する企業が増えており、満足いく採用ができてないことがわかる。

コロナが明け、飲食業界を中心に求人が活況になっている一方で、採用活動の難易度は高まっている。

内定辞退率に関して、専門学生は7.13% と昨年より0.96pt減少し、大学生は30.33% と昨年より6.19pt増加していた。専門学生については、学校求人を中心に活動をしているため、内定辞退の数は低く安定している。一方で大学生の内定辞退は昨年より増加したという結果となった。

24卒・25卒ともに1週間以上のインターンシップを実施している企業は全体の約20%であった。

専門学校インターンシップに力を入れており、大卒のように1日間のものではなく職場実習といった長期間のインターンシップを実施している。

現在、経団連と国公私立大学の幹部で構成された「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」は、新卒採用における企業のインターンシップの定義見直しを進めている。

25卒生から従来のインターンシップは4類型に整理され、「インターンシップ」の名称を使うには5日間以上の実務体験などが条件になる。

1日実施のイベントはインターンシップではなく、「オープン・カンパニー」という名称に変更予定であり、大卒ではインターンシップと1dayを切り分ける動きがうかがえる。

よって、専門学校の本来の職場実習という形でのインターンシップを実施する企業は他社との差別化にもつながるのではないか。

  • 進む働き方改革、IT・DX化による業務効率改善に期待感を感じる企業も。

働き方改革では、残業や休日・休暇制度の改革に取り組む企業が多いことが見受けられる。

また、「IT・DX化による業務効率改善への取り組み」が「今後取り組んでいきたいこと」の第4位に入った。働き方改革を進めるうえで、IT・DX化による業務効率改善をすすめることへの期待感が感じられる結果となった。

働き方改革への取り組みを進めづらい理由としては、昨年同様、人手不足と回答した企業が最も多かった。残業時間の削減・休日の確保を進めるためには、同時に人手を増やすことが求められる。採用と働き方改革は双方に大きく関与し、その両輪を回していく方法を模索する企業は多いと想定される。

専門学生の採用を検討する企業様の意識調査を通して、学生にとって魅力的な企業となるべく努力や工夫を重ねている企業の実態が明らかになった。一方で魅力的な企業が増えることは学生にとっては歓迎すべきことではありつつも、選択肢が広がることで自分に合った企業を見つける難易度も高くなっているように感じる。

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