BTSやLE SSERAFIM、NewJeansらが所属する韓国の大手芸能事務所「HYBE」から誕生するネクストガールズグループ最終メンバーを決めるサバイバルプログラム『R U Next?』がABEMAにて国内独占配信中。9月1日に最終回を迎え、デビューメンバー6名が決定する。

(参考:【撮り下ろし写真】村重杏奈&丸山礼

 その関連番組『ネオバズ!! 『R U Next?』デビューメンバー決定直前 地上波SP』に『R U Next?』のファンである丸山礼と、プライベートでも仲の良い村重杏奈が登場。

 『R U Next?』にまつわる話や、プライベートでの2人について話を聞いた。

・村重「オーディション番組は、見ていて辛い」

ーー本日の収録の感想を教えてください。

村重杏奈(以下、村重):私、K-POPは好きなんですけど、オーディション番組って「自分の推しメンが落ちちゃったらどうしよう」と思うとキツいんです。あまり気持ちを入れずに見たいんですけど、結局無理で。今日も番組の収録でダイジェストを見ていただけで、すでに気持ちが入りすぎちゃって、辛いなと思いました。だからこそ、盛り上がる理由も納得しているんですけどね。

丸山礼(以下、丸山):私はもともと『R U Next?』を追いかけて見ていたんですけど、しげちゃんは今回の収録が初めてで。なのに一緒にめちゃくちゃ盛り上がりましたし、やっぱりアイドルを身近で感じてきた方だなと思いましたね。今回抱えきれないぐらいの名場面を、みんなで一緒に共有できて、叫び合えたのが楽しかったです。

村重:れいぴょんに豆知識を教えてもらいながら見られたので、めちゃくちゃ盛り上がりましたし、すごく楽しかったです。

ーー村重さんは、ご自身のアイドル時代と重ねてしまうこともありましたか?

村重:そうですね。やっぱりオーディションにたくさん落ちてきましたからね。それから、選ばれるときのドキドキ感。自信があったときに、選抜メンバーから落ちちゃった時のしんどさはすごかったですから。『R U Next?』に参加しているみんなも、自信はあるけど、どこかで落ちるかもしれないっていう気持ちでいなくちゃならないと思うと、すごく不安定になりやすい環境だろうなと感じました。そういう気持ちを思い出して、吐きそうになる感じはありました。

・それぞれの推しメンは?

ーー丸山さんは、なにがきっかけで見るようになったのでしょう?

丸山:学生時代大好きだった少女時代の「THE BOYS」を課題曲でやっているのをたまたま見かけて「やばいやばい、レベルが高すぎる!」って思って見るようになったんです。最初はステージのパフォーマンスの動画をメインに見ていたんですけど、そこから、1話に戻って内容を追いかけるようになりました。メンバーもたくさんいたのですが、相関図的に見ていったら、自然と覚えていましたね。

ーーおふたりの推しメンは?

丸山:私はウォンヒちゃん。いつも心配そうな顔をしているのにパフォーマンスとなると、しっかりとやり遂げるんですよね。16歳だなんてすごいなって!日本人メンバーだと、ヒメナちゃん。ステージでの表情の使い分けがすごくて、ほかの練習生からも「ヒメナがライバル」って言われている子なんです。今10位なんですけど、ぜひデビューしてほしいですね。

村重:今日見て印象に残ったのは、ミンジュ、ジミン、イロハですかね。ミンジュはビジュが好きで、ジミンちゃんは声ですかね。パフォーマンスを見ていて、一瞬で心を掴まれたんで、きっとどのステージも好きなんだろうなって思いました。イロハちゃんは強気で自信がある感じがすごく好きなんです。15歳でこのビジュアルで、このパフォーマンス力は絶対に売れるだろうなって思っちゃいました。

・お互いの好きなところをホンネで告白

ーープライベートでも仲良しなおふたりですが、きっかけは?

村重:共通の友達がめっちゃいて「昨日れいぴょんに会ったよ」と言われた次の日に村重に会っている、みたいなことが続いたんです。そんなときに番組で一緒になったんですよね。だからこそ、会う前から気が合っちゃってた。

丸山:お互い生きている場所が一緒なので、ライバルでもあり、友達でもありますね。仲良くできて嬉しいです。

村重:村重はもともとれいぴょんのYouTubeめちゃくちゃ見ていて、ファンだったんです。関連動画もれいぴょんだらけだし。だから、こうやって仲良くしてもらっているのが夢のようです。

ーーお互いの好きなところを教えてください。

丸山:バイタリティがすごいところですかね。すごい生命力で生きている子だなって。

村重:ゴキブリみたい?

丸山:いやいや、私は言ってないからね?ここははっきりしておきましょう(笑)。それから、さらけ出しているところが素敵というか、女の子が言わない欲望まで、すべて口から出ちゃうところがおもしろくて。いままでこういうタイプの子がいなかったのですごく尊敬しています。しげちゃんみたいに生きられたら、めっちゃいいだろうなって。男女ともにウケてる感じも本当に羨ましいです。

村重:嬉しい!バラエティ女子って、どうしても「自分が自分が」って子が多い気がするんですけど、れいぴょんはその塩梅がめちゃくちゃ上手なんです。番組によって、人を立たせることもできるし、自分が行くこともできる。そういうところを尊敬しています。

丸山:嬉しい。

村重:それから、友達としては、人を励ます力がすごくあるなって思います。誰かと比較して、羨ましくなっちゃったり、欲張りになっちゃったりすることがあるんですけど、そういうときに「あんたにはこれがあるんだよ」って励ましてくれて。すごく会いたくなる人なんです。お母さんのような、実家のような優しさがある。

丸山:生きる実家?歩く実家?

ーー(笑)。最後に、お友達と一緒にオーディション番組を見る楽しさがあれば教えてください。

丸山:やっぱね雄叫びの瞬間が重なることがあるんですよ。

村重:「養いたい!」って(笑)。

丸山:あとは、お互いに知らない情報をめちゃくちゃ早口で教え合うのとかも楽しいですよね。次のシーンに間に合うように言い終えるみたいな。

村重:推しが違うと、お互い教え合えるのも楽しいんですよね。ふたりともK-POP好きなので、普段から一緒にMVを見たりすることはあるのですが、オーディション番組を一緒に見るのも楽しいなと思いました。

(文・取材=於ありさ

村重杏奈&丸山礼(写真=三橋優美子)