韓国外交省は1日、北朝鮮が先月24日に軍事偵察衛星を打ち上げたことを受け、北朝鮮の企業1社と個人5人を独自制裁の対象に追加指定したと発表した。

制裁指定された企業は、無人機開発やIT技術者の海外派遣に関与したとされる「柳京(リュギョン)プログラム開発会社」と、同社のリュ・ギョンチョル社長ら5人。昨年5月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の発足後、11回目の制裁指定で、この間に個人54人・51団体が独自制裁の対象に指定された。

北朝鮮が5月31日に打ち上げた偵察衛星のキャリア・ロケット「チョンリマ1号」(2023年6月1日付朝鮮中央通信)