プロeスポーツチーム『FENNEL』を運営する株式会社Fennelは、レゲエパンクバンド・SiMのボーカルであるMAHとサウンドエンジニア・原浩一氏監修のもと、国内最高峰の機材を備えた音楽スタジオ『FENNEL STUDIO』を設立したことを発表した。

【写真】SiM・MAHと原浩一氏が監修したFENNEL STUDIOの内装

 FENNELはこれまでに、自由で独創的な表現ができるブランドとして、表現の楽しさや魅力をファンやeスポーツシーン、社会に伝えていく指針を掲げ、さまざまな活動を展開。HIPHOPアーティスト・OZworldの加入や、HIPHOP×eスポーツの大会『Over Zenith CUP』の開催、coldrain主催の大型ロックフェスBLARE FEST.2023』とコラボレーションを行ってきた。

 そして今回、MAH、原氏とともに協議を重ね、「妥協ない音楽表現が生まれ、FENNELを中心に新しい挑戦を求めるアーティスト達が集う場所でありたい」という思いのもと、FENNEL STUDIOを設立したという。

 FENNEL STUDIOは、MAHと原氏監修のもと、国内最高峰の録音・ミキシング機材を備えた音楽スタジオ。内装は従来の音楽スタジオで見られるウッド調ではなく、ゲームカルチャーを落とし込んだ装飾とライティングを施している。部屋は楽曲制作を行うメインスタジオと、高性能なゲーミングPCを用意したクリエイティブルームの2つに分かれており、現在クリエイティブルームはMAHのプライベートスタジオとして活用されているとのこと。

■スタジオの特徴

・Monitor System
 Genelec8261APを導入し、Genelec社協力のもと何度もチューニングを行い、正確なモニタリングを実現。Genelec7360サブウーファーとの組合せにより、幅広いジャンルが対応可能になった。またCurrent社製のキューシステムは、アーティストのパフォーマンスを素早く引き出せるモニターを可能としている。

・Audio I/O
 Avid Mtrxによる入出力の余裕あるシステムを採用し、サミングミックスなどにも対応可能となっている。

・Outboard
 Neve、Tube-Tech etcの業界定番機を常設した。

FENNEL、SiM・MAH&原浩一氏監修の音楽スタジオ設立