国内外で医療支援に取り組む(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜 以下ジャパンハート)は、災害時に高齢者や乳幼児などの要配慮者へ必要物資を無償提供する「災害用Heart Stock」(※1) 」の備蓄を新たに3拠点目となる岡山県でも運用開始しました。

災害時に自治体や支援団体によって行われる物資提供は、とくに初期段階においては誰でも必要なものを十分に供給することに重点が置かれがちです。そのため、要介護者や乳幼児など、特殊なニーズを満たす物資の支援は遅れがち、不足しがちになる傾向があります。ジャパンハートは、これまで自然災害新型コロナウイルス感染症への緊急救援を行ってきた経験から、この分野に特化した物資支援の供給体制を整えることで、「誰も取り残さない災害支援」の実現に寄与することを目指します。

8月5日には、各メーカーから寄付された物資を中心に、乳幼児向け20ケース、高齢者向け80ケースの支援パックを作成。昨年運用を開始した富山県佐賀県に加えて3拠点目の物資配備となり、今後はパッケージ化された物資をストックし、運送会社との連携のもと、有事に介護施設等からの依頼を受けて随時搬送します。今年7月には、九州北部豪雨により甚大な被害を受けた福岡県久留米市の被災者の方々に対し、国際医療福祉大学を通してジャパンハート佐賀事務所に備蓄していたHeart Stock支援パッケージを一部提供しました。今回の岡山県での実装により、南海トラフ地震などが懸念される中国・四国地方への体制を強化し、幅広いエリアで自然災害に迅速かつ柔軟に対応することを目指します。また、各エリアで協力企業やボランティアを募ることで、有事において官民学が柔軟に連携する機会の拡大につながると考えています。

(※1)「災害用Heart Stock」および「Heart Stock」は、総合コンサルティング企業アクセンチュアとジャパンハートによる共同開発です。詳細はこちらをご覧ください https://www.japanheart.org/topics/support/210419-2.html

  • 物資提供企業一覧

<<被災地支援などを行う緊急救援事業へのご寄付を受付中>>

https://www.japanheart.org/activity/international-emergency-relief/

配信元企業:特定非営利活動法人ジャパンハート

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ