2021年6月、日本初の常設型イマーシブシアター「Venus of TOKYO」(お台場ヴィーナスフォート)のオープン(2022年3月末閉業)を皮切りに、2023年4月28日よりオープンした常設型イマーシブシアター「Lost in the pages」(上野)に続き、本日、2023年9月1日より新たに、年間を通しての常設型としては3作品目となるイマーシブシアター「Unseen you」を開業する。

日本における大型施設での、また年間を通してのイマーシブシアター常設はDAZZLEをおいて他になく、DAZZLEが目指している、国内外を問わず「その作品を見るために旅をする価値のある」シアターが2つ、並行して常設されることになる。

なお、以前よりインバウンド向けの対策にも取り組んでおり、インバウンド向けのチケットサイトも作成、本年度中に英語での音声機器の準備も予定している。

イマーシブシアター「Unseen you」

東京には、大通りから名も無い脇道を一本入るだけで誰も知らない世界が存在しています。

上品な街並みの奥でひっそりと佇むその一棟の建物も、中で起きる事件のことなど一切感じさせることはありません。

2023年9月、ダンスカンパニー「DAZZLE」の新作常設イマーシブシアター「Unseen you」が白金の地で産声を上げます。

それはかつて存在していた「Venus of TOKYO」の記憶に繋がる物語。

この作品を見つけたあなただけが、誰も見ることが出来なかった瞬間を目の当たりにすることでしょう。

STORY

その男は奇妙で、矛盾していた。

盲目でありながら、天才画家と謳われた男。

いや、だからこそ彼にしか見えない世界があるのかも知れない。

しかし、創作の情熱はすでに失われていたようだった。

国立美術館のキュレーターや、公爵夫人からの作画依頼、また、画家として最大の名誉である宮廷画家への招聘も断るほどに。

名だたる権力者たちが去った後、残ったのは記憶のない兵士だった。

名前も、なぜここへ来たのかも不明でありながらも眼前に居座る兵士。

画家は苛立ちの中でふと、その兵士から香る独特な匂いに妙な既視感を覚える。

自分はその香りを嗅いだことがある。

呼び起こされたのは、かつて在籍していた”ガーデン”と呼ばれる孤児院の記憶だった。

公演サイト

https://unseen-you.com

公演Instagram

https://www.instagram.com/unseen_you_dazzle

公式ハッシュタグ

#UnseenYou #見えないあなたへ #🐰

開催日時

2023年9月1日(金)より常設

平日:15:30/18:00/20:30

土日祝:13:00/15:30/18:00/20:30

※開場は開演時間の15分前より。

※上演時間は約75分を予定。

※月曜休演。ただし、祝日の場合は上演します。

開催場所

白金某所(詳細はチケット購入者にのみ開示)

 三田線南北線 白金台駅から徒歩12分

 JR 恵比寿駅から徒歩18分

チケット ※すべて税込み

・REAL 2種

 プレミアムチケット 各回8枚

 平日:13,000円 土日祝:14,000円

 一般チケット 各回20枚

 平日:7,000円 土日祝:8,000円

・ONLINEについては後日発表

チケットサイト 「チケットぴあ」

https://w.pia.jp/t/unseen-you/

※開演15分前まで購入可能

※開場後は窓口にて当日券販売有

イマーシブシアターとは

2000年代ロンドンから始まった、体験型演劇作品の総称。従来の「観客が客席に座り、舞台上の演者を鑑賞する」という形から 脱却し、「観客が自らの意思で歩き、演者と同じ作品空間に同居し、物語の一部として作品に参加する」という手法が生まれる。

これにより、新たな作品と観客の関係性を作り出すことに成功。ロンドンニューヨークで数多くの作品が上演され、「スリープノーモア」などの大ヒット作品によって、舞台の新しいムーブメントとして注目されている。

日本国内ではDAZZLEが次々に作品を制作し、イマーシブシアターを広め、牽引する存在となっている。

参考サイト

イマーシブシアター「Venus of TOKYO」 https://venus-of-tokyo.com

イマーシブシアター「百物語 - 君影草 -」 https://a100stories.com

ダンスカンパニーDAZZLE https://dazzle-tokyo.com

1996年結成。「すべてのカテゴリーに属し、属さない眩さ」をスローガンに掲げ、独創性に富んだ作品を生み出し続けるダンスカンパニーストリートダンスとコンテポラリーダンスを融合した世界で唯一のスタイルを追求し、映画・コミック・ゲームなどのジャパニーズカルチャーの要素を積極的に取り込んだ物語性の強い作品を創り上げている。一部のダンス好きのみならず、より多くの人々にダンスを届け、楽しんでいただけるよう、先鋭的な手法を駆使してその可能性を広げ、「開かれたダンス」の実現を常に目指している。

ダンスエンターテインメントの日本一を決める「Legend Tokyo(2011)」にて優勝した他、代表作『花ト囮』は演劇祭「グリーンフェスタ」にてグランプリ・若手演出家コンクール優秀賞を受賞するなど、ダンスのみならず演劇界からも高い評価を獲得。海外公演も積極的に行い、「SAMJOKOアジア演劇祭(2010 韓国)」や世界三大演劇祭の一つである「シビウ国際演劇祭(2011 ルーマニア)」、中東最大の演劇祭である「ファジル国際演劇祭(2012 イラン)」で上演。スタンディングオベーションを巻き起こし、「ファジル国際演劇祭」では審査員特別賞・舞台美術賞の二冠を受賞。2015年には、歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎氏とのコラボレーションも果たした。

2017年以降、ロンドンニューヨークなどで人気を博しているイマーシブシアター(体験型公演)の制作に取り組み、日本での先駆的な存在として多数の作品を発表。廃病院を舞台とした「Touch the Dark」(2017)、マルチエンディングを導入した「SHELTER」(2019)の他、ワンピースタワーとのコラボレーション作品「時の箱が開く時」(2018)、京都南座で開催した松竹主催「サクラヒメ」(2020)など大型の作品、オンラインからスタートし「旅するイマーシブシアター」となった「百物語」シリーズなどを制作。そして2021年6月に日本初の常設型イマーシブシアター「Venus of TOKYO」を開業(お台場ヴィーナスフォートの閉館に伴い2022年3月27日に閉業)、10か月間(全877公演)毎日上演し、あらゆる業界から注目を集めた。

2023年4月28日~文学をテーマにした常設型イマーシブシアター「Lost in the pages(上野・来年6月末まで)を上演中。イマーシブシアターの制作は通算11作品となる。

配信元企業:株式会社 DAZZLE

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ