坂口健太郎主演の日曜ドラマ「CODE-願いの代償-」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系Huluでも配信)の最終話9月3日(日)に放送される。同作は、婚約者を失い絶望の淵に落ちた刑事が、その死の真相を追い求める中で、「どんな願いもかなえる」という正体不明のアプリ「CODE」を手にして展開される物語。恋人の死の真相、正体不明のアプリに潜む陰謀など、幾重にも重なる事件と欲望が渦を巻く、ノンストップクライム・サスペンスが繰り広げられていく。

【写真】染谷将太“椎名”の腕をつかむ坂口健太郎“二宮”

■芝居巧者たちが集結 手に汗握るサスペンスストーリー

主人公の神奈川県警暴力団対策課の刑事・二宮湊人を坂口、「CODE」の謎を追うフリー記者・椎名一樹を染谷将太、物語の鍵を握る謎の女性・三輪円を松下奈緒が演じている。

また、椎名と共に「CODE」の背後に潜む陰謀を追うハッカーの三宅咲役に堀田真由ピエロにふんして病院を回り子どもたちの心をケアするホスピタル・クラウンの市川省吾役に玉山鉄二が配役。

その他、二宮の職場の同僚・百田優役の三浦貴大、二宮の直属の上司・田波秋生役の鈴木浩介、二宮の恋人で非業の死を遂げてしまう七海悠香役の臼田あさ美半グレ集団の代表・甲斐篤志役の青柳翔、甲斐が経営するクラブの店員かつ二宮の情報屋としての顔も併せ持つ柏木淳二役の黒羽麻璃央、二宮の後輩・八重樫享役の兵頭功海、椎名の過去に大きく関わる人物・三宅直人役の竹財輝之助らが脇を固める。

■これまでの放送では――

神奈川県内の数カ所で、爆破事件が発生した。すべての現場から同型のアタッシュケースの破片が見つかる中、アタッシュケースを運んだ姿が捉えられた咲が容疑者となってしまう。

その頃、二宮は市川に銃を突きつけ真相に迫っていた。市川は「CODE」の開発に関わったことを認めたものの、“制裁を下す”というルールは自分が作ったものではないと主張する。

そんな中、椎名はカラオケボックスにいる咲と円を助けに向かう。

一方、「ランリー」には、神奈川県知事の青柳(新納慎也)や滝田総務副大臣(本田博太郎)らが続々とやってきていた。

最終話では――

任務を完了させれば、息子の芯(木村優来)が助かるだけでなく、“死の制裁”も無効になると「CODE」から連絡を受けた円。その任務とは、制限時間内に爆弾が入ったアタッシュケースを咲に“プレゼント”することだった。しかし円は、爆発時間が迫る中、縛られた咲のひもをほどき終える。

一方、スマホに送られてきた映像で、二人の様子を確認していた二宮と椎名だったが、爆風と共に中継が途切れてしまう。

そんな中、市川は青柳と共に、社会にとって有害な対象を見つけ出し速やかに排除するシステム「プロフェット」の実用化が決定したと会見で発表。

そして、二宮に青柳襲撃の容疑がかかってしまう。

――という物語が描かれる。

■「CODE」計画は最終段階へ――

公式HPなどで公開されている予告動画では、「俺に何ができる?」と涙を流す二宮や、咲の「お兄ちゃんを殺したやつが許せなかった」、円の「芯を守るために…それだけだった」、椎名の「俺は三宅さんとの約束を守れなかった」といったせりふなど、それぞれが抱える苦しい思いが描かれている。

また、二宮が複数の覆面の人物ともみ合う姿や、市川が「プロフェット」実用化の会見を開く様子、市川に銃口を向ける二宮など、「CODE」を巡る一連の騒動が佳境へ。

そして、これまでいくつもの試練を共に乗り越え、いつの間にか固い絆で結ばれた二宮と椎名は、ここでも「本当にそれでいいのか!」「いい訳ないだろ!」と感情をぶつけ合う。最後には、「俺は諦めない…悠香の無念を必ず晴らす」と宣言する二宮の姿も映し出されている。

最終話放送を前に、「最終回の展開がまったく読めない」「すべての罪を二宮にかぶせる気?」「市川と決着がついたとしても失ったものがあまりにも多い」「もう誰一人死なないでほしい」「最終回なのにまた二宮が泣いてる」「悲しい涙は見たくないよ~」といった声など、オンエア前からSNS上などで話題となっている。

「CODE-願いの代償-」最終話は、9月3日(日)夜10:30より日本テレビ系にて放送。

「CODE-願いの代償-」最終話では、坂口健太郎“二宮”が玉山鉄二“市川”との最終決戦に挑む/(C)ytv