マンチェスター・ユナイテッドは1日、フィオレンティーナモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。

ユトレヒト、フェイエノールト、クラブ・ブルージュ、エラス・ヴェローナでプレーしたアムラバトは、2020年1月にフィオレンティーナへ完全移籍。そのままヴェローナへレンタル移籍するも、2020年8月からフィオレンティーナプレーしていた。

公式戦107試合に出場し1ゴール1アシストを記録も、2023年1月には退団を希望し、バルセロナへの移籍が迫っていたが破談。今季は移籍を強く望み、フィオレンティーナでは出番を与えられていなかった。

しかし、移籍最終日まで事態は動かず。またしても頓挫する可能性すらあったなか、1年間のレンタル移籍が決定した。

モロッコ代表としてはカタールワールドカップ(W杯)でベスト4の躍進に貢献していたアムラバト。エリク・テン・ハグ監督とは、プロキャリアをスタートさせたユトレヒトで指導を受けており、6年ぶりの最下位となる。

恩師の下でのプレーとなるアムラバトはクラブを通じてコメントしている。

マンチェスター・ユナイテッドの選手になれるのはとても光栄なことだ。この瞬間まで我慢しなければならなかったが、僕は常に自分の心の声に耳を傾ける人間であり、今は夢のクラブの代表をしている」

「僕は情熱的なプレーヤーだ。そのエネルギーをチームにもたらしたいし、チームのために取るすべての行動に全てを注ぐ」

「僕はエリク・テン・ハグがどのように働きたいのか、そして彼が選手たちに何を求めているのかを正確に知っている」

「彼のコーチングと指導は、キャリアの早い段階で僕を選手として大きく成長させてくれた。彼が僕の能力を最大限に引き出し、今シーズンのグループの成功に貢献できることを知っている」