イオンタウンは、大阪府松原市で商業施設の「イオンタウン松原」(松原市新堂)を、10月9日にグランドオープンする。食品スーパーの「イオンフードスタイル」とホームセンターの「ハンズマン」を核店舗に、計37店が集結。このうち、専門店街は9月21日に先行開業する。

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 イオンタウン松原は、近鉄南大阪線の河内松原駅から南西約1キロの国道309号に面した、松原市新堂4丁目土地区画整理事業地内の約6万2,000平方メートルに整備されている。施設は鉄骨2階建て延べ約4万7,000平方メートル。イオンフードスタイルを運営するダイエー松原市と包括連携協定を結び、災害時の緊急避難場所提供や観光PRへの協力などを進めて地域の交流、コミュニティの拠点として利用してもらう。

 出店するのは37店。核店舗のイオンフードスタイルは冷凍食品を約600品目集めるなど、簡便・時短ニーズに合わせた商品に力を入れ、地域ナンバーワンの品ぞろえを目指す。ハンズマンは宮崎県都城市で創業したホームセンターで、本州への出店はこれが初めて。一般的なホームセンターの3倍の品ぞろえで来店客のニーズに応える。

 施設全体で力を入れるのが食の充実。大阪府初出店の2店を含む計6店が314席のフードコート「新堂キッチン」を形成するほか、地元の名産品から人気のスイーツまで幅広くそろえた食物販ゾーンの「新堂マルシェ」を開設する。

 主な出店店舗は、大阪府初出店となるハワイのスイーツ・マラサダ専門店の「ザ・マラサダ・トーキョー」、中華料理の「大阪王将」、ハンバーグの「びっくりドンキー」、衣料・寝具の「パレット」、ベビー・キッズ・マタニティ商品専門店の「西松屋」、スポーツ&アウトドアの「ヒマラヤ」、ドラッグストアの「ウエルシア」、フィットネスジムの「クイックフィット」など。

大阪のイオンタウン松原、10月9日グランドオープンへ 37店が集結