女優・石川恋が、9月2日東京タワー・フットタウン3階の「TOKYO GALLERY」で写真集『SIGNS』発売記念会見を行った。

【写真】石川恋、写真集の発売を記念して9月10日(日)まで写真展を開催

■「素敵な写真をたくさん“トルコ”で“撮るこ”とができました」

デビュー10周年と30歳という節目に2冊目の写真集『SIGNS』を発売した石川。完成した写真集を見て、「1年間撮り続けていただいて、いろんなところに行って、季節も変わって、シチュエーションも変わって、贅沢な思いのこもった写真集が完成したと思っています」と出来上がりの感想を伝えた。

写真集のテーマは“崩壊と再生”で、北海道トルコと東京で撮影された。北海道を選んだ理由を「真っ白な純白の世界で、これから新しい色をつけていくという“新しい始まり”を意識して決めました」と明かした石川。トルコはプライベートで元々興味を持っていた国らしく、「トルコの歴史と背景を学んでいくうちに、“崩壊と再生”というテーマにも合っているなって思いましたので、“ぜひ、この写真集の撮影でトルコに行きたいです”とお願いしました」と選んだ理由を語った。そして「トルコは“自分探しの旅”がテーマだったんですけど、素敵な写真をたくさん“トルコ”で“撮るこ”とができました!」と笑顔で話したが、ハッと気づいて「ダジャレじゃないです(笑)」と照れ笑い。

もう1カ所は東京。9月2日から10日(日)まで「TOKYO GALLERY」で写真展が開催されているが、東京タワーをバックに撮影した幻想的なカットが収められている。実は、これが石川自身のお気に入りのカットだという。「どれもお気に入りなんですけど、写真展が東京タワーで行われることが決まって、急遽東京タワーでの撮影も行いました。どしゃ降りで“最悪だ!”って最初は思ったんですけど、雨の粒がキラキラ輝いて、とても幻想的な写真になりました。これが写真展のメインビジュアルになったので、お気に入りです」と撮影時のエピソードを披露した。

■「ボディメークに力を入れて、腹筋割りました!」

写真集のタイトル「SIGNS」の由来を聞かれると、「私は名刺というものを持っていないので、30代の私の名刺代わりになるような写真集を作りたいとカメラマンさんが言ってくださって、それで“署名”という意味のある『SIGNS』という単語を選ばせてもらいました」と回答。

そして、「ボディラインが出るような撮影もあったので、ボディメークには力を入れて、腹筋割りました!」と話し、「モデルをやらせていただいているので、常に運動は心がけているんですけど、ラインが出る撮影の1カ月前とかはジムの回数を増やしたり、タンパク質を多めに摂るようにしたり、食事制限を少しして、撮影の前は塩分を控えたりして、“なりたい自分”に近づけたと思います」とボディメークの方法も明かした。

写真集の“点数”を聞かれると「点数は1億点です! これ以上ない最高の写真集が出来たと思います」と力強く答えた。

最後は「特別限定版は今日から発売で、写真展も今日から9月10日まで開催されます。今出せる全てを出し切って、チームの皆さんと心を込めて作った写真集で、どうか一人でも多くの方に届くことだけを願っております。よろしくお願いします!」というメッセージで会見を締め括った。

9月2日に特別限定版が発売され、通常版は9月17日(日)に発売される。

◆取材・文=田中隆信

女優・石川恋がデビュー10周年と30歳を迎えた節目に写真集「SIGNS」を発売した/撮影:田中隆信