関西ジャニーズJr.のユニット・Aぇ!groupで活動する福本大晴(23歳)が、9月2日に放送されたバラエティ番組「あさパラS」(読売テレビ)に出演。ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題についてコメントした。

今回、番組がこの問題を取りあげる中で、番組MCのハイヒールリンゴは「大晴くん、ジャニーズJr.で、(番組に)ジャニーズの人来てるのに、(話題にするのを)避けると避けるで『避けた』と言われるし、言ったら言ったで言葉じりだけ取り上げてネットニュースになって、そんな意図じゃないのに、そうなったりすることはあると思うんですけど、いろいろ考えた結果、やはり大晴くんには一言、事務所に所属してるからお話を聞きましょう。大晴くんはこの状況、今の状況をどう思いますか」とコメントを求める。

福本は「そうですね。僕の言葉で正直に話したいと思うんですけれども、事務所が被害者の方とこれから真摯に向き合っていく中で、今、外部の専門家による特別チームはジュリーさんの辞任を提言している。一方で被害者の方たちはジュリーさんには辞任せずに向き合ってほしいという意見もある中で、事務所としては多方面からの意見に耳を傾けて結論を出さないといけない。イエスかノーかの簡単な話じゃなくて、繊細な問題であるのでしっかり意見を固めて結論を出して、9月7日まで少し時間があるので、そこではしっかり説明責任を果たしてほしいと思いますし。僕自身もその会見、注視していきたいと思っています」とコメント。

そして「今後ジュリーさんが辞任するしないにかかわらず、被害者の方とは今後、生涯向き合ってほしいなと思いますし、辞任したとしても、僕知らないですけど、辞任したとしても逃げる辞任ではなく、向き合う辞任であってほしいなと僕自身は個人的には思っています」と思いを打ち明けた。

また、「個人的な話になりますが」とした上で、「ジャニーズ事務所に所属する現役タレントとしてはたくさんの方に心配していただいている状況にあると思うんです。僕、現体制のAぇ!group組んで活動の幅も広がってきて、現体制のジュリーさんと井ノ原社長が向き合ってくださっているんですが、僕、個人的には僕たちが心配してることをすごい聞いてくださって、僕たちが納得いくまで本当に個人的に話をしてくださったりとか、電話とかしてもすぐに……。ということもあって、皆さんが心配してくださっているような心配は僕、してもらわなくても大丈夫です。僕は大丈夫ですし、今後も僕自身としてジャニーズ事務所に所属しながら、皆さんに喜んでもらえるようなエンタメを届けたいなと思っています。僕の本当の正直な気持ちです」と、事務所に対する考えや、今後どうしていきたいかについても語った。