8月最後の週末となった8月25日から8月27日までの全国映画動員ランキングで、公開から4週連続で首位に立ち続けた『キングダム 運命の炎』(公開中)の牙城を崩して首位デビューを飾ったのは、ジェイソン・ステイサム主演の『MEG ザ・モンスターズ2』(公開中)だ。

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■夏休み最後に“MEG”が日本襲来!前作を上回る好発進

古代に絶滅したはずの超巨大ザメにステイサムが立ち向かう海洋パニックアクションの第2弾『MEG ザ・モンスターズ2』。初日から3日間での成績は動員26万8000人、興収4億3300万円と、第1作『MEG ザ・モンスター』(18)のオープニング成績(動員23万8000人、興収3億7000万円)を上回る数字を記録。最終興収は15.3億円を記録した前作以上のヒットが期待される。

また2位には岸優太が主演を務め、小沢としおの同名コミックを瑠東東一郎監督のメガホンのもと実写映画化した『Gメン』(公開中)が初登場。初日から3日間で動員14万9900人、興収2億1000万円を記録している。

公開5週目を迎えた『キングダム 運命の炎』は3位になったものの、週末3日間で動員14万8000人、興収2億1600万円と、興収では2位の『Gメン』を上回る大接戦。累計成績では動員320万人、興収45億9500万円を突破。観客動員300万人を記念し、シークレットキャスト情報として吉川晃司小栗旬佐久間由衣の出演も明らかにされた。

■“BE:FIRST”の初のライブドキュメンタリー映画も初登場!

公開7週目を迎え4位にランクインしたスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』(公開中)も、週末3日間で動員14万3800人、興収2億1700万円と、2位・3位に迫るほどの好調をキープしている。こちらの累計成績は、動員494万6000人、興収74億1400万円で、まもなく動員500万人の大台を突破する見込みだ。

ほかに新作では、オーディション番組「THE FIRST」から生まれた7人組ボーイズグループ“BE:FIRST”の初ライブドキュメンタリー『BE:the ONE』(公開中)が9位に、沢木耕太郎の同名小説を佐藤浩市横浜流星のダブル主演で映画化した『春に散る』(公開中)が10位にランクイン。

そしてついに8月31日に終映を迎えた『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)は、8月25日からスタートした終映企画の効果で8位に再浮上を果たした。31日までの272日間の観客動員数は1088万2776名で、興行収入は157億3371万5060円に到達。最終日はデイリー1位になるなど有終の美を飾った。

以下は、1~10位までのランキング(8月25日8月27日)

1位『MEG ザ・モンスターズ2』

2位『Gメン』

3位『キングダム 運命の炎』

4位『君たちはどう生きるか

5位『マイ・エレメント

6位『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』

7位『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『SAND LAND

8位『THE FIRST SLAM DUNK

9位『BE:the ONE』

10位『春に散る』

今週は、ディズニーランドの人気アトラクションを映画化した『ホーンテッドマンション』(公開中開)、山田洋次監督が吉永小百合を主演に迎えた『こんにちは、母さん』(公開中)、ウェス・アンダーソン監督の最新作となる『アステロイド・シティ』(公開中)などが公開されている。

文/久保田 和馬

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