モナコのMF南野拓実が絶好調をキープしている。

2日、リーグ・アン第4節でモナコはRCランスと対戦した。

開幕3試合で3ゴール2アシストを記録していた南野。完全復活の予感が漂う中、昨季2位のRCランス戦でも先発出場を果たした。

本来の輝きを取り戻してきた南野。しかし、1日に発表されたヨーロッパ遠征の日本代表には招集されず、森保一監督は「総合的な判断」と説明していた。

所属クラブで結果を残し続けて復帰を待つしかない南野だが、これでもかと言わんばかりの活躍をいきなり見せた。

試合は、24分にウィルフリード・ステファン・シンゴのゴールでモナコが先制すると、36分に南野が魅せる。

攻め込まれたモナコだったが、自陣でヴァンデウソンがボール奪取。パスを繋ぐと、右サイドで南野がボールをもらいドリブルで運び出す。すると、ボックス角の辺りでDFの間を通すスルーパス。これに反応したアレクサンドル・ゴロビンがボックス内からダイレクトでニアサイドに蹴り込んだ。

ドリブルで運びながら、スペースに走り込むゴロビンの動きを見逃さなかった南野の完璧なスルーパス。ファンは「南野の復活は嬉しい」、「4試合で3G3Aは化け物よ」、「南野最高かよ」、「惚れ惚れする」とコメントが集まっている。

なお、試合は後半にギジェルモ・マリパンもゴールを決め、3-0でモナコが勝利。開幕4試合を終えて単独首位に立っている。