人間と長年暮らしてきた犬は、人の気持ちを読み取ることに長けている。そのため、名演技をして、人間を困らせたり、心配させるようなことをしがちだ。
その手段の1つとして「死んだふり」がある。これまで、様々な犬が様々なシチュエーションで最終兵器「死んだふり」を熱演していたが、ラブラドールのデニーの場合、爪を切るときにそのスイッチが作動する。
しかもかなりドラマチックな名演技で、犬界にオスカー賞があるのなら、主演男優賞を受賞できるレベルなのだ。
ラブラドールのオス、デニーは、スフィンクスの猫、マニーと仲良く暮らしている。デニーは飼い主が爪を切ろうとすると毎回ある技を発動する。
そう、「死んだふり」だ。
最初はおとなしく飼い主に前脚を預けるが..
パチンと切ろうとすると、大きく天を仰ぎ、バタッと倒れる。
1本1本全部この演技を行うそうで、前脚の爪だけで10回はやることになる。後ろ脚を合わせたら20回だ。
それでもどの爪の時にも手を抜かず、人間の心を揺り動かすようなドラマチックな名演技をするのだ。
知らない人がみたら、「かわいそうだからもう爪をきらないであげて」ってなるかもしれないが、それこそがデニーの作戦なのかもしれない。
猫のマニーはその後ろで微動だにしない「またやってるよ、デニーのやつ」くらいに思っているのかもしれない。
犬のデニーと猫のマニーの楽しい日常はInstagramのアカウント「deni_mani_」か、Youtubeチャンネル「Deni & Mani 」で見ることができる。両者はとても仲良しで、一緒に家を破壊したり、よりそって遊んだりしているようだ。
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written by parumo
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