結婚式を控えたイギリスの女性が今夏、結婚指輪の写真を撮影したところ、不気味な人影が写り込んでいることに気が付いた。女性は当初、怖くて震えあがったというが、今は癒しを感じているという。いったい何があったのか? 英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。

英ウスターシャーにある町ブロムスグローブ(Bromsgrove)に住むベッキー・シレルさん(Becky Sirrell、27)は今夏、婚約者エイドリアン・ジョブソンさん(Adrian Jobson、36)のために、オンラインでシルバーの結婚指輪を注文した。

店ではサイズが合うものが見つからなかったためで、2人で選んだ指輪は7月26日、無事に配達された。ところが自分の左手中指にはめてみたベッキーさんは、それが思いのほか小さいことに気付き、仕事中のエイドリアンさんに写真を撮って送ることにした。

こうしてベッキーさんは、自宅の廊下で左手にはめたままの指輪を撮影。画像を確認していたところ、背筋が凍る思いがしたという。

なんと光が反射した指輪には、茶系の服を着た白髪の男性の姿がはっきりと捉えられており、まるで年老いた男性が自宅の廊下に立っているように見えたのだった。

1児の母であるベッキーさんは、当時のことを「私はその時ちょうど、息子を寝かしつけたばかりだったの。部屋にいたのは私一人で、怖くて震えあがったわ。そして息子が寝ている間はずっと静かに座って、みんなに写真を送ったのよ」と明かす。

ところがベッキーさんの家族からの反応は意外なもので、写真を見た誰もがこう言ったという。

「その男性は、あなたの曾祖父にそっくりだわ!」

そして改めて写真を確認したベッキーさんは、その男性が曾祖父というだけでなく、自宅の廊下に飾られている曾祖父の写真とそっくりであることに気付いて驚愕した。

ベッキーさんが大好きだったという曾祖父のサミュエル・ブラウンさん(Samuel Brown)は、エイドリアンさんと婚約する1年前の2021年10月に93歳で他界したそうで、ベッキーさんはそれ以来、こう考えるようになったという。

「あの男性は曾祖父で、きっと私の結婚を承認するために来たのでしょうね。そして私の結婚式の計画がどのくらい進んでいるのか、様子をうかがいに来たと思っているわ。」

「もし指輪に映った男性が全く知らない人物であったとしたら、私は不安で仕方なかったと思う。でも今は全く怖くないし、逆に癒されているの。ただ曾祖父が私の結婚式に出席できないことを思うと、胸が張り裂けそうになるのよ。」

一方でエイドリアンさんは、死後の世界について信じていないそうだが、指輪に映し出された影については「ベッキーさんの曾祖父にそっくりだ」と認めているという。指輪はエイドリアンさんの指にピッタリとフィットしたそうで、ベッキーさんがこの話をFacebookでシェアしたところ、「私は超常現象を信じるわ」「きっと曾祖父はあなたたちを見守ってくれているのよ」「確かに、白髪で背広を着たような優しいおじいちゃんに見えるね」といった声が多数寄せられたそうだ。

ちなみに過去には、男児のベビーモニターに白い光が映っているのが捉えられ、母親がTikTokで動画をシェアしたところ注目された。女性はそれが8か月前に亡くなり、息子の守護天使となった夫の魂と信じているという。

画像は『The Mirror 2023年9月1日付「Woman ‘freaked out’ after spotting ‘ghost’ reflected in fiancé’s wedding ring」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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