成通グループPresents「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」は「3150FIGHT」シリーズの全国行脚第1弾として、超満員の2200人の観衆を集めて岡山県・コンベックス岡山で9月2日に開催された。

メインイベントの56.2キロ契約8回戦に出場した地元・岡山出身の和氣慎吾(FLARE山上)は現役世界ランカーのホセ・ベラスケス(チリ)と対戦。和氣はベラスケスの果敢な前進に苦戦する場面は見られたものの、左右のボディやショートストレートを的確にヒットし判定勝ち。地元の大応援団が見守る中で世界ランカーを撃破した。

セミファイナルのヘビー級8回戦では、日本ヘビー級王者・但馬ミツロ(KWORLD3)が、右からの左ボディや右ストレートで優位に試合を進めると、試合終了まで僅か1秒前のタイミングで粘るアカポッブ・エラワー(タイ)にTKO勝ち。

他の試合でも好試合が連発した「3150FIGHT」シリーズ全国行脚第1弾は大きな盛り上がりを見せた。

次回の「3150FIGHT」シリーズは10月7日(土)に東京・大田区総合体育館で「3150FIGHT vol.7」が開催される。

亀田興毅ファウンダー・和氣慎吾(FLARE山上)

  • 和氣慎吾が接戦を制し地元で世界ランカー撃破!

元日本・OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の和氣慎吾が、2014年以来約9年ぶりとなる岡山のリングに登場。対戦相手はWBO世界スーパーバンタム級13位の現役世界ランカーのホセ・ベラスケス。

長身サウスポーの和氣は、1ラウンドからフットワークを使いながら左ボディアッパーを入れて自分のリズムを作ると、小柄なオーソドックスのベラスケスは、より体勢を低くしながら果敢に前進して左右の大きなフックを放つ。試合中盤、和氣はベラスケスのラフな攻撃を交わしながら左の打ち下ろしのストレートをヒットさせる。最終8ラウンドには、和氣の左ストレートがベラスケスにクリーンヒット。その後も真っ向から打ち合い有効打で上回り、ベラスケスの猛攻を捌ききった和氣が地元で見事に世界ランカーを撃破した。

和氣慎吾(FLARE山上)

試合後、地元で殊勲の勝利を挙げた和氣は「試合前の想定では圧勝するつもりだったが、戦いにくい相手で苦戦してしまった。試合の途中に効いたパンチはあったが、『地元の岡山で倒れることはできない』という強い思いで最後まで戦うことができた。これで世界ランキングに復帰できれば、また世界を目指していけると思う。地元での試合は最高でした」と地元での勝利に安堵の表情を見せた。

一方、敗れたベラスケスは「自分の中で判定はドローぐらいかなと思ったが、和氣は勝利に値する素晴らしいボクサーだった。でも自分は10ラウンド、12ラウンドで試合をしてきた選手。できることなら12ラウンドの試合で再戦したい」と試合の感想を語った。

和氣慎吾(FLARE山上)

  • 3150FIGHT」亀田興毅ファウンダー「全国行脚第一弾は大成功。また岡山で開催したい」

3150FIGHT」シリーズ全国行脚第1弾の成通グループPresents「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」が大きな盛り上がりをみせたことに「3150FIGHT」ファウンダーの亀田興毅は「岡山の多くの方のご支援とご声援をいただけて、今回の全国行脚第1弾、岡山大会は大成功だったと思います。これを機に全国各地で『3150』シリーズを開催していきたい」と今後の「3150FIGHT」シリーズ全国行脚への意気込みを語った。

地元・岡山でのメインイベントに和氣を抜擢し、見事に勝利でイベントを締めくくったことに「和氣選手は、かなりやりずらい相手に最後まで冷静に戦い、地元で勝利を飾ってくれた。また岡山でイベントをする時は、もっと大きなイベントを開催したい。和氣選手には、その時まで順調に勝ちを重ねてもらいたいですね」と今後の和氣へ期待を寄せた。

亀田興毅ファウンダー・和氣慎吾(FLARE山上)

  • 但馬ミツロが最終ラウンドに劇的KOでプロデビューから9連勝!

セミファイナルは日本ヘビー級王者の但馬が“但馬ミツロ 試練の5連戦”の4戦目でアカポッブ・エラワーと対戦。

「ミツロ・ボンバイエ」のテーマでいつものように登場した但馬は、1ラウンド、ボディへのジャブから左ボディをヒットさせ自分のペースを掴むと、スピードの強弱とパンチの強弱を使った攻撃で主導権を握っていく。対するアカポップは但馬の強打を被弾しながらも、強引に打ち返し、右ストレートで但馬の顔面を弾く。その後、ラウンドが進むにつれ、但馬が左ボディや右ストレートのクリーンヒットを重ねる。迎えた最終8ラウンド、但馬は左右のフックでKOを狙ってパンチをまとめていくと、試合終了間際の8ラウンド2分59秒、防戦一方になったエラワーを見たレフェリーが試合をストップ。但馬が試合終了残り1秒で劇的TKO勝利を飾った。

但馬ミツロ(KWORLD3)
但馬ミツロ(KWORLD3)

第5試合ライトフライ級6回戦の岡田真虎(JBスポーツ)と岡朱里(KWORLD3)の“岡山出身対決”は、地元で負けられない両者の気持ちがぶつかり合う打ち合いに。最終6ラウンドには経験で上回る岡田が叫びながらパンチを放って意地を見せるも、有効打と的確なディフェンス力で終始上回った岡が判定勝ち。岡は6回戦の試合で2勝となり、8回戦以上の試合が可能なA級への昇格を決めた。

第4試合スーパーフライ級8回戦の日本ランカー対決は、1ラウンドに地元のジム所属の神崎靖浩(倉敷守安)が放った左フックで岩崎圭佑(オール)がバランスを崩すダウン。しかし、岩崎にダメージはなく、ダウン後も岩崎が果敢に打ち合いを挑む展開に。2ラウンド以降は拮抗した展開で、岩崎が気持ちの強さを見せて連打を見せれば、神崎はシャープコンビネーションを決める展開に。8ラウンドを終えた判定は3人のジャッジが全て1ポイント差で神崎を支持。再戦となった日本ランカー対決は神崎が判定で勝利した。

岡朱里(KWORLD3)
神崎靖浩(倉敷守安)

◎試合結果

○メインイベント 56.2キロ8回戦

和氣 慎吾(FLARE山上)〇判定3-0(78-74,78-74,78-74)×ホセ・ベラスケス(チリ)

セミファイナル ヘビー級8回戦

アカポッブ・エラワー(タイ)×8R 2分 59秒 TKO◎但馬 ミツロ(KWORLD3)

○第5試合 ライトフライ級6回戦

岡田 真虎(JBスポーツ)×判定0-3(55-59,56-58,56-58)〇岡 朱里 (KWORLD3)

○第4試合 スーパーフライ級8回戦

岩崎 圭祐(オール)×判定0-3(75-76,75-76,75-76)〇神崎 靖浩(倉敷守安)

○第3試合 スーパーフェザー級6回戦

室田 拡夢(進光)◎5R 1分 55秒 TKO×船橋 真道(KWORLD3)

○第2試合 ヘビー級4回戦

クォン・サンタエ(韓国)×4R 2分 13秒 TKO◎高山 秀峰(スパイダー根本)

○第1試合 ライト級4回戦

木津西 恵斗(オール)〇判定3-0(39-37,39-37,39-37)×樋口 絹真(北島)

3150FIGHT vol.7」

■日時:2023年10月7日(土) 開場 13:00 開始予定 14:00

■会場:大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1-11-1)

※JR蒲田駅東口徒歩15分

https://goo.gl/maps/qmkkuCjbgmphs28J9

ABEMAにて全試合無料生中継

■チケット販売

ローソンチケットにて発売中

https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=698957

■「3150FIGHT vol.7」イベント詳細

https://www.3150fight.com/schedule/21/

重岡優大、銀次朗(ともにワタナベ)のダブル世界王座統一戦、亀田和毅の「3150FIGHT」復帰第1戦ほか注目カードが目白押し。試合カードは順次発表されます。

3150FIGHT SURVIVAL」(サイコーファイト サバイバル)は、ビッグイベント「3150FIGHT」への出場権をかけたサバイバルマッチ。全国の新進気鋭のボクサー達がこのイベントでしのぎを削り、自らをアピールできた者のみが「3150FIGHT」への出場権を手にできる。

3150FIGHT SURVIVAL」が、選手にとってはチャンスを掴むための登竜門となり、ボクシングファンにとっては新たな才能との出会いの場となる。全国に眠る才能ある選手達を発掘し、ボクサー達は自らを世間にアピールする、未来のボクシング界の発展へと繋がる新機軸を目指している。

  • 3150FIGHT」とは

プロボクシング元世界三階級制覇王者 亀田興毅が立ち上げたプロボクシングイベント「3150FIGHT」(サイコーファイト)。そのコンセプトは、「最高のボクシング 再興へ」。

所属ジムに関わらず、全ての選手が出場できる“プラットフォーム”を目指し、ABEMAとタッグを組んでスタートした「3150FIGHT」では、全試合、全選手にスポットライトを当てることを掲げ、全試合が世界タイトルマッチ並みの会場演出の中で行われ、全試合がABEMAにて生中継される。

ボクサーにとってはこれ以上ない最高の舞台作りを掲げる「3150FIGHT」は、ファンやステークホルダーの全ての夢を一つにし、新時代のボクシングビジネスモデルとなることを目指している。

■公式サイト:https://www.3150fight.com

■公式Instagram:https://www.instagram.com/3150fight

■公式Twitter:https://twitter.com/3150Fight

■公式Youtube:https://www.youtube.com/@kameda3150channel

配信元企業:株式会社亀田プロモーション

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