フェイエノールトが日本代表FW上田綺世の初ゴールをピッチサイドから捉えた映像を公開。その上手さに改めてスポットライトが当てられている。

セルクル・ブルージュからフェイエノールトへと完全移籍した上田。エースであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの存在もありここまで先発出場はなく、開幕から3試合は途中出場。3日に行われたエールディビジ第4節のユトレヒト戦でもベンチスタートとなった。

ユトレヒト戦では、55分に負傷交代したヒメネスに代わって途中出場。チャンスが巡ってくると、1-3とリードしていた中で迎えた72分、味方が細かくパスを繋ぎ、カルヴァン・ステングスがラストパスを供給。ボックス手前で受けた上田はすぐさま反転して受けると、GKとの一対一で左足一閃。強烈なシュートを叩き込み、チームの4点目となる移籍後初ゴールをマークしていた。

フェイエノールトは、クラブの公式SNSで「The build-up Ayase’s first goal. (このビルドアップ アヤセの初ゴール) 上田綺世によるワンゴール」と日本語も交えて上田の初ゴールをピックアップ。ピッチレベルの映像を公開している。

上田の見事なファーストタッチと反転が伝わる臨場感のある映像には、ファンも「ワンタッチで前を向けた時点で決まったな」、「この角度好きすぎるな」、「ターンがち上手い」、「本当に素晴らしい」、「パスの流れだけを観ても、強いチームにいるな!️ってのが分かる」、「このカメラの位置から見るのもまた楽しい」とコメントを寄せている。

待望の今季初ゴールを決めた上田。ヒメネスの負傷具合はまだ不明だが、昨シーズンのヨーロッパリーグで退場処分を受けたヒメネスは、今季のチャンピオンズリーグ2試合で出場できなきことが決まっており、上田にチャンスが巡ってくるはず。そこでの活躍でさらに信頼を得ていきたいところだ。