カニエ・ウェスト(46)と妻ビアンカ・センソリさん(28)が、イタリアの観光地ベネチアレンタルボート会社から永久に出入り禁止となった。カニエは同社の水上タクシーに乗っていた際、ズボンを下ろして座る後ろ姿が激写されていた。カニエの両足の間にはビアンカさんが座っており、SNSでは「公衆の面前でわいせつ行為をするなんて」と非難の声が殺到していた。

カニエ・ウェストの妻で建築デザイナーのビアンカ・センソリさんは今年8月、休暇でイタリアベネチアを訪れた時の過激な服装が物議を醸した。

ビアンカさんは身体にフィットしたベージュのボディスーツ姿で街を歩いており、まるで何も着ていないように見えたのだ。そのため現地の人々は、SNSで「イタリアにこんなゴミは必要ない」「品がない」「下品だ」と猛批判していた。

さらに現地時間8月24日には、カニエビアンカさんがベネチアの水上タクシーに乗っている後ろ姿が激写された。

カニエは黒いジャケットとズボンを着用して水上タクシーの座席に腰かけていたが、明らかにズボンを下ろしているようで、ジャケットの下からお尻が丸出しになっていた。

別の写真では、カニエが腰を曲げて前の方にかがんでおり、モザイクがかけられているものの、お尻が大きく露出していた。この時、カニエの両足の間にはビアンカさんがひざまずいて座っていたようで、別の角度から捉えた写真では、カニエが手前に座るビアンカさんの頭を撫でる場面が写されている。

カニエが乗る水上タクシーのすぐ後ろには、3人の若い女性観光客を乗せた水上タクシーが続いていた。女性達はスマートフォンを片手に持ち、前方の景色を撮影している。

多くの観光客が周囲にいるにもかかわらず、カニエビアンカさんがこのような写真を撮られたことについて、SNSでは「公衆の面前でわいせつ行為をするなんて」「ベネチアで白昼堂々と。しかも、お尻を露出するとは」などと驚きのコメントで溢れ返った。

カトリック教徒が多いイタリアでは、公然とこのような振る舞いをするカニエビアンカさんに対し、「2人を逮捕するべき」といった声もあがっていた。

その後、カニエビアンカさんを乗船させたレンタルボート会社「ベネチア・ツーリスモ・モトスカフィ(Venezia Turismo Motoscafi)」は、2人を永久に乗船させないように措置を取ったことを発表した。

同社の広報担当者は豪メディア『Daily Mail Australia』に寄せた声明文で、次のように伝えた。

「操縦士は船内で交通を監視する必要があるため、このようなわいせつ行為を目にすることがありませんでした。もしこのようなことがあれば、彼は即座に船から降ろされ、違法行為として関係当局に報告されたでしょう。」

そして「タクシーにはウェスト夫妻と同乗していた3人目の人物がおり、いずれにしても船長の視界を妨げていました」と付け加えた。3人目の人物とは、ベネチアカニエビアンカさんの付添いをしていた女性とみられている。

さらに同社は「我々は、このような行為や行動とは完全に無縁です」と述べ、「ウェスト氏とその妻は今後、当社の船に乗ることはないでしょう」と、2人を生涯出入り禁止にしたことを明かした。

ベネチア・ツーリスモ・モトスカフィ」は、ベネチアを代表するプライベート・ナビゲーション会社で、顧客にはジェニファー・ロペスベン・アフレック夫妻レディー・ガガハリー・スタイルズなどのセレブが名を連ねている。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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