ホット・ミルクが、デビュー・アルバム『ア・コール・トゥ・ザ・ヴォイド』からの最新シングル「ブリージング・アンダーウォーター」の日本語字幕入りミュージック・ビデオを公開した。
この曲は、メンバーのハン・ミーのお気に入りの1曲で、「この曲を書いて、スタジオから出てきたとき、オーマイゴッド！今までとはまったく違うし、無意識に素晴らしい曲ができたと思った。ミュージシャンとしてどのように成長したものを作り上げていくのか、とても感銘を受けた。もう一つの理由は、歌詞にとても正直になれたから。今でも変えたいと思うところは一つもない。ハートブレイクな曲で、今でも聴いていて泣いてしまうほど。当時感じていたフラストレーションやプレッシャー、喪失感、そして絶望感を見事に表現していると思う。達成したかったことを、なんとかやり遂げることができたし、そんなことはそうそう起こらない。そう言う意味で、この曲を書いたことを本当に誇りに思う」と語っている。
ホット・ミルクのフロントを務めるジムとハンは、2016年に英マンチェスターのノーザン・クォーターのバーで出会い、すぐに友達になり、一緒に暮らし始めた。外が小雨の中、リビングルームでワインとアコースティック・ギターを手に曲を書き始め、やがて彼らの日常生活を生き抜くための方法となった。マンチェスターの気候と、心の穴を埋めたいという彼らの執拗な欲求が相まって、昼休みに仕事を終えて家に帰り、また一晩中起きて、ソングライティングに打ち込んでいった。そして、オアシスのノエル・ギャラガーが「モーニング・グローリー」を書いたアパートでバンドは結成された。その後3枚のEPをリリースし、マンチェスターの音楽シーンで快進撃を続けてきた。
2023年11月30日には一夜限りの来日公演が東京・代官山UNITで開催されことが発表されており、チケットの一般発売は9月8日に開始する。
◎リリース情報
アルバム『ア・コール・トゥ・ザ・ヴォイド』
2023/8/25 RELEASE
SICP-6539 1,980円（tax incl.）
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